ページID:107971更新日:2023年2月24日
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肝炎対策基本法第4条の規定に基づく「第3次山梨県肝炎対策推進計画」を令和5年2月24日に策定しましたので、お知らせいたします。
本県では、C型肝炎ウイルス(HCV)感染率及び肝がんの75歳未満年齢調整死亡率が全国平均より高いことから、肝炎対策を重要な課題と位置付け、第1次山梨県肝炎対策推進計画(平成24年度~28年度)、第2次山梨県肝炎対策推進計画(平成29年度~令和3年度)を策定し、切れ目なく総合的な取り組みを推進してきたところです。
今般、国が令和4年3月に基本指針を改正したこと、また、2次計画期間が終了したとから、肝炎対策のより一層の推進を図るため、2次計画の成果及び課題を検証し、「第3次山梨県肝炎対策推進計画」を策定しました。
「肝炎対策の推進に関する基本的な指針」と連携を図るため、指針と同様に、肝炎ウイルス検査の受検促進、検査結果が陽性である方のフォローアップや肝炎患者等の早期かつ適切な医療への受診促進等の肝炎総合対策を推進することにより、「肝炎の完全な克服」を達成します。このことにより、肝硬変又は肝がんへの移行者を減らすことを目標とするとともに、肝がんの罹患率をできるだけ減少させることとします。
○肝がんの75歳未満年齢調整死亡率について全国平均を下回る水準とし、それを維持する
○肝がん年齢調整罹患率について全国平均を下回る水準とし、それを維持する
○肝がんの5年相対生存率について全国平均を上回る水準とし、それを維持する
令和5年度から令和9年度(5年間)