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全国の流行状況は、国立感染症研究所の流行レベルマップをご確認ください。
インフルエンザとは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛等全身の症状に併せて通常の風邪と同様に、のどの痛み、鼻汁、咳等の症状も見られます。インフルエンザにかかっても、軽症で回復する人もいますが、中には、肺炎や脳症などを併発して重症化してしまう人もいます。
インフルエンザのウイルスにはA型、B型、C型と呼ばれる3つの型があり、その年によって流行するウイルスが違います。これらのウイルスうち、A型とB型の感染力はとても強く、日本では毎年約1千万人、およそ10人に1人が感染しています。
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インフルエンザ |
風邪 |
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症状 |
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流行の時期 |
1月~2月がピーク (4月以降も散発的に続くことも。) |
年間を通じて、特に季節の変わり目や疲れているときなど |
インフルエンザの感染経路は「飛沫感染」「接触感染」です。
インフルエンザの感染を予防するためには、これらの感染経路を断つことが大切です。
高齢者、幼児、妊娠中の女性、基礎疾患(喘息、慢性心疾患など)のある方
対症療法のほか、医師の判断により次の抗インフルエンザウイルス薬により治療します。
※発症から48時間以内に抗インフルエンザウイルス薬の服用を開始すると、鼻やのどからのウイルス排出量が減り、発熱期間も1~2日短くなりますが、発症から48時間以降に服用を開始すると、十分な効果が期待できません。また、治療効果を得るためには、用法、用量、服用日数をきちんと守ることが重要です。
帰宅した際には、手洗いをしましょう(手洗いポスター(PDF:357KB))
外出時にはマスクを着用し、流行時には人混みを避けるようにしましょう。
空気が乾燥すると、咽頭粘膜のウイルス粒子に対する物理的な防御機能が低下するため、インフルエンザに罹患しやすくなります。室内では加湿器などを使う等、適度な湿度(50~60%)を保つと良いでしょう。
予防接種(ワクチン)は、インフルエンザが発症する可能性を減らし、もし発症しても重い症状になるのを防ぐ効果があります。重症化しやすい方は、医師と相談して予防接種を受けることも考えてみましょう。ただし、ワクチンの効果が持続する期間は一般的に5か月程度です。また、流行するウイルスの型は毎年変わるため、毎年、接種することが望まれます(※ワクチンを打っていてもインフルエンザにかかる場合があります)。
警報レベル | 保健所管内で定点1医療機関あたりの報告数が30以上(10を下回るまで継続。10を下回ったら解除。) |
注意報レベル | 保健所管内で定点1医療機関あたりの報告数が10以上(10を下回ったら解除。) |
流行期入り | 県内全体で定点1医療機関あたりの報告数が1以上 |
定点把握対象(5類感染症)であり、指定届出機関は週ごとに保健所に届け出なければならない。
届出基準はこちら
インフルエンザは、第2種の感染症に定められており、発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児にあっては、3日)を経過するまで出席停止とされている。また、以下の場合も出席停止期間となる。
!!!注意!!!
「治癒証明書」や「陰性証明書」は原則として不要です。
厚労省HP Q&Aより (Q18 ・Q19参照)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/infulenza/QA2023.html#Q18
上記のほか詳細な情報は、次のページをご覧ください。
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