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ページID:116361更新日:2024年7月24日

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山梨県の農業

食農教育の取り組みを実施しています

  児童の皆さんに山梨県で行われている特色ある農業に興味・関心を持ってもらうことを目的に、県内の小学校で農業体験や収穫物の加工体験を行っています。

 これまでの実施校

 中北地域:北杜市立長坂小学校
・大豆を有機農業(ゆうきのうぎょう)で栽培し、種まきや除草・収穫などを行いました。また、収穫した大豆を豆腐に加工しました。

 峡東地域:甲州市立菱山小学校
・シャインマスカットの摘粒(てきりゅう)やジベレリン処理(しょり)などの作業を行いました。また、4パーミル・イニシアチブ(後述)の取組として、剪定枝の炭化に挑戦しました。

 峡南地域:身延町立下山小学校
・身延町曙(あけぼの)地区で明治時代から栽培されてきたあけぼの大豆を有機農業で栽培しました。種まきや収穫を行ったほか、試食などを交えながらあけぼの大豆の特徴について学習しました。

 富士・東部地域:都留市立禾生第二小学校
・スイートコーンの栽培体験を行い、収穫したスイートコーンでピザやポタージュなどの料理を作りました。また、農薬を効率よく散布できるドローンや炭の畑への投入による4パーミル・イニシアチブについて学習しました。

 取り組みの様子(YouTubeの「山梨チャンネル」にアップされています。)

 身延町立下山小学校:育ててみよう やまなしの農業(身延町 あけぼの大豆編) - YouTube

 都留市立禾生第二小学校:育ててみよう やまなしの農業(都留市 スイートコーン編) - YouTube

 

農業とSDGs

 山梨県内の農業現場では、SDGsに関連する様々な取り組みが行われています。その中のいくつかの取り組みを紹介します。

 

4パーミル・イニシアチブ

 山梨県が全国に先駆けて取り組んでいる取り組みで、土壌の炭素量を増やすことで人間活動による大気中の二酸化炭素の増加を打ち消し、地球温暖化を止めようという取り組みです。

 山梨県の4パーミル・イニシアチブの取り組み(長編) - YouTube

 4パーミル・イニシアチブについて/山梨県の農畜水産物ブランド「おいしい未来へ やまなし」 (pref.yamanashi.jp)

 

アニマルウェルフェア

 豚や牛、ニワトリなどの動物が生まれてから肉になるまで、快適で健康的な生活ができる飼育方法を目指すことで、現在では世界中でも重要な考え方となっています。アニマルウェルフェアの取り組みによって、品質の高い肉や牛乳の生産にもつながります。

 「おいしい未来へ やまなし」サスティナブルな未来~家畜にやさしい畜産・アニマルウェルフェア~ - YouTube

 アニマルウェルフェアについて/山梨県の農畜水産物ブランド「おいしい未来へ やまなし」(pref.yamanashi.jp)

 

やまなしGAP

 GAPとは「Good Agricultural Practice」を省略した言葉です。英語でAgriculturalは農業、Practiceは実践という意味で、GAPは農業に関わる様々な作業を行う中で、それらを記録し、また点検や評価を行うことで作業を常に改善していこうという取り組みです。
 GAPの取り組みを行うと、品質が高い農産物の生産だけでなく、農作業中の事故の防止や環境への影響を抑えるなど、様々ないいことがあります。
 山梨県内でGAPの取り組みを行う生産者の方を「やまなしGAP」として認定することで、県内にGAPの取り組みを広めることを目指しています。

 山梨県/GAPの推進について (pref.yamanashi.jp)

 

山梨で行われている農業について

 山梨県では、様々な農産物が生産されており、また農業を発展させていくための様々な取り組みが行われています。

 児童の皆さんに農業体験を実施することで、山梨の農業に対する児童の興味・関心を深めるとともに、未来の山梨県の農業を支える人が出てきてほしいと考えています。

 山梨県で行われている農業の現在のすがたについていくつか紹介します。

 山梨県で生産されている主な農産物
山梨県/やまなしの農畜産物の紹介 (pref.yamanashi.jp)

 山梨県の農業に関する基本的なデータ
令和5年度農政ポケット資料

 山梨県が開発した生食用ブドウ品種
山梨県/登録品種情報 生食用ブドウ (pref.yamanashi.jp)

 山梨県が開発したモモ・スモモ・オウトウ(サクランボ)品種
山梨県/登録品種情報 モモ・スモモ・オウトウ (pref.yamanashi.jp)

 

山梨県と世界農業遺産

 令和4年7月、山梨市・笛吹市・甲州市からなる峡東地域(きょうとうちいき)が世界農業遺産に認定されました。
 峡東地域は、日本のブドウ栽培発祥の地とされ、ブドウ「甲州」は、約1000年前の平安時代にはすでに栽培されていたとも言われています。また、モモ、スモモ、カキなども古くから栽培され、江戸時代にはすでに果樹の産地として知られていました。
 扇状地(せんじょうち)という特色ある土地に適応するために、いろいろな技術が生み出されました。また、枯露柿(ころがき)やワインなど加工品や、約120年前に始まったとされる観光農園などとともに発展し、ここだけの美しい景観や文化とともに世界に誇る特色ある地域を作っています。

峡東地域世界農業遺産推進協議会 – ようこそ扇状地に広がる果樹園へ日本農業遺産伝承と進化山梨県峡東地域の果樹農業システム (kyoutou-giahs.jp)

山梨県/「峡東地域の果樹農業システム」が世界農業遺産に!! (pref.yamanashi.jp)

世界農業遺産リーフレット

このページに関するお問い合わせ先

山梨県農政部農政総務課 担当:農政企画担当
住所:〒400-8501 甲府市丸の内1-6-1
電話番号:055(223)1583   ファクス番号:055(223)1585

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