トップ > 組織案内 > 林政部 > 山梨県森林総合研究所 > 研究所の業務の紹介 > 「富士山の森づくり」勉強会が富士吉田試験園で開催されました
ページID:75173更新日:2016年9月30日
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「富士山の森づくり」は、鳴沢村の県有林において、多業種にわたる企業や団体との協働により、大規模な虫害被害を受けた人工林に広葉樹を植栽して、地域本来の自然環境に回復することを目的に実施している活動です。当所では、植栽された広葉樹の成長や、植生の回復などを調査し、今後の森林管理の提案等を担当しています。
この森づくりに参加している企業等の担当者による現地見学等の勉強会が、年に1回開催されています。今年度の勉強会は、現地や当所富士吉田試験園で9月26日に開催されました。今年度は10年を1期とする活動の最終年度にあたるため、これまでの活動を振り返り、今後の活動等についての説明や意見交換が行われました。
森林を育てるには長い時間がかかります。富士山の森林で多くの人々とその時間を共有する活動は、森林管理の新たな形の一つであり、それを進める上で各種のデータが生かされています。
(環境保全科 長池)