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ページID:99854更新日:2021年5月31日
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12月9日(日)山梨県立図書館において、「ビブリオバトルやまなし2018」が開催されました。中学生部門、高校生部門にはそれぞれ12名の方が予選に出場してくださいました。両部門とも予選を勝ち抜いた3名のバトラーが決勝戦に進みました。一般部門には5名の方がエントリーしてくださいました。バトラーの皆さんの発表はそれぞれ本への熱い思いが伝わる個性豊かなもので、どの本もみな手にとって読みたくなりました。また、観戦者の方々も5歳から86歳までと年代層も幅広く、予選から決勝戦までおよそ150名の皆さまが観戦してくださいました。観戦者の皆様から出されたバトラーへの質問も、本の魅力や、バトラーの魅力に迫るものばかりで、会場内は和やかな雰囲気に包まれていました。参加されたみなさんにはそれぞれ、素敵な一冊との出会いがあったことと思います。大会を盛り上げてくださった皆様、ありがとうございました。バトラーの皆様、お疲れさまでした。
本年度のチャンプ本は次の通りです。
中学生部門『スイート・ホーム』(原田マハ著 ポプラ社)
高校生部門『鈍感力』(渡辺淳一著 集英社)
一般部門『キップをなくして』(池澤夏樹著 角川書店)
チャンプ本を獲得した駿台甲府中学校の堀内陽菜子さん、県立甲府西高等学校の古屋慎人さん、山梨学院短期大学の神田綾香さんはそれぞれ全国大会に出場されます。中学校の全国大会は2019年3月24日に、高校生の全国大会は2019年1月20日に、それぞれ、よみうり大手町ホールにて開催されます。一般部門につきましては、2019年3月9日奈良県生駒市立図書館で開催されます。
やまなし読書活動促進事業実行委員会では、これからも県民の皆様にかけがえのない1冊と出会っていただけますように、皆様のご意見を反映してより充実したビブリオバトルを運営してまいりたいと思います。
ビブリオバトルやまなし2018紹介本一覧(エクセル:14KB)
やまなし読書活動促進事業実行委員会では、より多くの皆様に大切な一冊と出会っていただき、本との新たな出会いと読書の楽しみを広げていただけるよう、ブックフェアを開催しています。
2018年は、大切な人に贈りたい本を紹介する「贈りたい本大賞」や、本のおもしろさを自分のことばで伝える「ビブリオバトル」といった、誰もが参加できるイベントで取り上げられた本と、山梨に関連する本を中心に、私とあなたとを結ぶおすすめ本を紹介しています。
フェアでは、卓球の平野美宇選手の言葉が入った、やまなし読書活動促進事業実行委員会オリジナルのブックカバーも差し上げています。この機にぜひ、お近くの図書館、書店に足をお運びください。
フェアは公立図書館、学校図書室、実行委員会協力書店で展開中。
「やまなし読書活動促進事業」では、大人に向けたイベントとして、本県の名産品でもあるワインを飲みながら、作者と語り合う「ワインと本と作者と」を開催しています。
「やまなし読書活動促進事業」の一環として行っております、「ワインと本と作者と(通算9回目)」が平成31年2月16日(土)に、防災新館1階オープンカフェ「まるごとやまなし館」にて開催されました。
本県出身の直木賞作家、辻村深月先生と、ポプラ社一般書事業局局長であり、辻村先生担当の編集者でいらっしゃる吉田元子様をお迎えし、ワインを飲みながら、本や読書にまつわる様々な話を語り合う、心楽しい時間を過ごしました。作家として本年が15周年となる辻村先生の精力的なご活躍に、新たな一冊との出会いへの期待が膨らみました。
『かがみの孤城』で2018年本屋大賞を受賞後、初の書き下ろしとなる長編冒険小説、『映画ドラえもん のび太の月探査機』がサイン本として、参加された皆様の手に渡されました。
「やまなし読書活動促進事業」の一環として行っております「ワインと本と作者と」(通算8回目)が、平成30年11月11日(日)に、防災新館1階オープンカフェ「まるごとやまなし館」にて開催されました。
山梨県立図書館長である金田一秀穂先生、そして特別ゲストに山梨県立図書館名誉館長である阿刀田高先生をお迎えし、ワインを飲みながら、読書について語り合い、優雅で贅沢な時間を過ごしました。