ページID:26080更新日:2017年3月24日
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メロディーポイントとは、道路の表面に横方向溝を設置することで、車両が通過する際のタイヤと舗装との間に発生する走行音によりメロディーを奏でる場所のことです。
山梨県では県道富士河口湖富士線に「ふじの山」のメロディーが聞こえてくるメロディーポイントを設置しました。山梨県内では初めての試みとなります。
路線 : 県道富士河口湖富士線
場所 : 南都留郡富士河口湖町船津地内(登り線・下り線各線350m間)
※詳細は別添位置図を参照して下さい。 → メロディーポイント位置図(PDF:556KB)
路面に八分音符、標識「この先富士山メロディーポイント♪50kmで走行すると富士山メロディーが流れます♪」が見えたら間もなくです。
室内のオーディオの音量を下げ、走行音に耳を傾けましょう。
路面のト音記号、標識「富士山メロディーポイント♪はじまり♪」を通過したらメロディーが流れ始めます。
登り線:あ~たまをくもの~ ・・・♪
下り線:か~みなりさまを~・・・♪
奏でるメロディーは富士山の麓と富士山を結ぶ道路ですので、もちろん「ふじの山」です。
メロディーは、登り線、下り線それぞれの車線で約20秒間(時速50kmの場合)聴くことができます。
(前半) ♪あたまをくもの うえにだし しほうのやまを みおろして~♪
(後半) ♪かみなりさまを したにきく ふじは にっぽんいちのやま♪
時速50kmで走行すると最もキレイなメロディーを聴くことができます。
なお、大型バス等、エンジン音の大きな車両では聞こえない可能性があります。
道路表面に横方向溝を音程により決められた等間隔で設置することで、車両が通過する際のタイヤと舗装との間に発生する走行音が、メロディーを奏でます。
路面には下の写真のような溝が掘ってあります。溝と溝との間隔によって音階の発生や音域を、溝の深さによって音量の強弱を調整しています。 (右は溝を拡大した写真です。)