ページID:104426更新日:2024年5月17日
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子育て支援、女性や若者への支援及び働き方改革に際し、独自性、先進性のある取組を積極的に行っている企業等を表彰、その活動内容を広く紹介することにより、経済界をはじめ、社会全体で将来世代を支える意識の醸成と環境づくりの一層の推進に資する。
日本創生のための将来世代応援知事同盟加盟県から推薦された企業の中から、令和5年度においては、1社に「最優秀将来世代応援企業賞」、2社に「優秀将来世代応援企業賞」、17社に「将来世代応援企業賞」を授与した。
(加盟県:岩手県、宮城県、福島県、茨城県、千葉県、富山県、福井県、山梨県、長野県、三重県、滋賀県、兵庫県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、高知県、宮崎県、鹿児島県)
将来世代応援企業表彰について ※外部リンク
県内企業からは、令和4年度にYAMANASHIワーキングスタイルアワード優秀賞を受賞した株式会社マルアイ(代表取締役社長 村松道哉)が「将来世代応援企業賞」を受賞。
「社員がワクワク・イキイキと働ける職場環境づくり」をテーマに、社内設備の改善や福利厚⽣の充実などについて社員⾃らがアイデアを出し合い、「リフレッシュ空間作り」や「アニバーサリー休暇・アニバーサリーギフトの贈呈」といった活動を2018年から実施。
より良い会社を自分たちでつくってゆくための全社員参加型「社内提案制度」や、「新規事業開発プロジェクト」、「ジュニアボード制度」といった取り組みを実施し、若⼿社員の⾃発的な挑戦の場を提供した。提案制度による各種改善により⽣産性が向上し、残業の減少につながっている他、有給休暇取得率10%未満の社員を0にするなど、働き方の満⾜度を⾼めた。 他部署との社内コミュニケーションの活性化を図る思索なども含め、エンゲージメント向上への取り組みが⾼く評価されたため。
従業員に月の途中で時間外労働時間数の通知、働き方改革PJを立ち上げ、社員からの意見を取り入れ、休憩室の見直しやスライドワークの時間帯を改善、はくばく社内のファンを増やすことを目的に冒険会議(はくばくの冒険)を開始し、壁新聞や社員全員が参加する機関誌を発行などの推進により、育児時短時間勤務制度の取得実績12人、パートタイム・メイト労働者等の正社員転換の実績21人、在宅勤務初期手当支給実績109人等の成果が高く評価されたため。
家族手当等の増額、出産・育児休暇の充実、イクメン・イクボス研修、コロナ影響下での子供同伴出勤制度導入、育児休業終了後の慣らし保育機関休業制度導入などの職場復帰後の制度拡充、独自の工程進捗管理システムによる働き方改革などの取り組みにより、家族手当の支給37人、育児休暇取得率100%、女性管理職比率11.1%、女性採用比率49.4%等の成果が高く評価されたため。
育児短時間勤務を小学校3年生まで、育児目的休暇・子の看護休暇を小学校6年生まで利用可能、男性の家庭活躍「男性の育児休業取得」を推進、1時間単位での有給休暇取得が可能でフレキシブルな働き方を推進といった取り組みにより、有給休暇取得率58.3%、男性の5日連続の育児休暇取得率50%、女性の育児休業取得率100%、子の1歳時点での就業継続率100%等の成果が高く評価されたため。