トップ > 組織案内 > 山梨県食肉衛生検査所 > 施設の紹介
ページID:55299更新日:2020年3月23日
ここから本文です。
食肉衛生検査所は笛吹市にあります。
所内には事務室、検査室があります。
1.事務室
書類の作成や電話対応、事務処理を行うところです。
2.解剖室
豚丹毒や牛白血病といった詳細な検査が必要な疾病を疑う症例が出た場合には、
解剖室で検査のために必要な処理を行います。
3.理化学検査室
血液検査で尿毒症や黄疸の診断をします。
また、危険な物質がお肉に残っていないかを検査します。
4.病理学検査室
顕微鏡でミクロの世界の検査をします。
全身性の腫瘍や肉眼ではわからない臓器の異常などを診断します。
5・6.生物科学検査室
細菌やウイルスといった微生物による疾病の検査をします。
O-157やカンピロバクター、サルモネラといった食中毒の原因となる細菌が
増えないよう衛生管理にも役立てています。
別棟にあるBSE検査室では牛海綿状脳症(BSE)の検査をします。
牛の延髄(写真左)を用いて、エライザとよばれる方法で異常タンパク質が
ないかを調べます(写真右:陽性は黄色に発色)。
平成29年4月1日から健康牛のBSE検査は廃止され、神経症状または全身症状
を示す牛を対象に検査を実施しています。