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ページID:7420更新日:2017年3月24日

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県政ひざづめ談議結果概要・果樹振興関係者

開催日時:平成20年7月8日(火曜日)午後4時~
開催場所:ふれあい情報館
テーマ:南アルプス産果樹のブランド化に向けて

 

今回の「県政ひざづめ談議」は、南アルプス市で果樹の生産、加工、販売などを通じて地域振興に取り組んでいる15名の方々と「南アルプス産果樹のブランド化に向けて」をテーマに、産地のイメージアップや販路拡大などについて対話を行いました。
参加された農協関係者は、「現在、市場でも高い評価を受けているアルプス小町という桃を主体に取り組んでいる。今後、ある程度の量を確保するために苗木の植え付けを始めている」とか、「平成22年度に向けて、全ての桃を光センサーで測定する計画でいる」などと状況を説明したうえで、生産、出荷体制等に対する県の協力を求めました。
また、知事の海外でのトップセールスを話題に挙げた参加者からの「海外での県産果実の評価はどうか。当面はアジア圏を中心に売り込みを行うのか」との質問に対し、知事は「山梨の果実はよく知られていて、評価も非常に高い。既に引き合いもきている」「アジア圏のほかにロシアへの販路も研究していきたい」などと応答し、更なる販路拡大等に意欲を示しました。
また、加工を行っている参加者からは、「生産過程等において、必ず出荷できない『はねもの』が出てくる。それらは直売所などで売られるが、それから外れたものは県外の業者に渡り、ネクターなどに処理加工されている。県内には加工施設がほとんどないため、県内で処理できる加工施設などの拠点整備を行うなど、県内でさばく仕組みが必要ではないか」「加工原料は確保できるが、それを保存していく保冷設備なども必要」との支援を求める意見や「ブランドものを作るとすぐ全国に広まっていく。南アルプス独自の特徴を持たせる必要がある」との意見も出ました。
さらに、「南アルプス市は、果実と別の何かを組み合わせた観光プランが難しいところ」などと大手旅行会社から指摘されたことを紹介し、「観光農園ばかりではなく、南アルプス市内を周遊できるようなことを考えなければ」と語る参加者もいました。
これに対し知事は、参加者の皆さんが作った桃やスモモ、加工製品などを手に取りながら、「加工施設の補助支援はあるが、販路についてもよく検討することが必要」「南アルプス市は、果樹に多様性があり観光には適しているところ。県レベルでも同じことが言えるが、他の市町村などと広域的な連携を図り、観光振興を進めていくことも必要ではないか」などと答えていました。
また、参加された生産者の方からは、「栽培した果実は思った以上の反響があった。生産者として、この評価を落とさずに努力していくことが大切」と、自らの決意と合わせ、多くの生産者に向けて語っていました。

最後に知事は、「南アルプスの果樹をもっとPRするなど、果樹、観光の振興に県も最大限努力をしていく。何かあったら相談して欲しい」との想いを参加者に伝えました。

詳細はこちら県政ひざづめ談議(H20年7月8日南アルプス市)(PDF:337KB)

 

H20南アルプスA

H20南アルプスB

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