ページID:26459更新日:2017年3月24日
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開催日時:平成21年8月25日(火曜日)午後3時30分~
開催場所:山梨県中小企業会館3階会議室
テーマ:女性としての地域づくり
今回の「県政ひざづめ談議」は、地域の活性化や魅力ある地域づくりに取り組んでいる商工会女性部連合会の12名の方々と、「女性としての地域づくり」をテーマに意見交換を行いました。
対話に先立ち知事は、「各地域の商工会の女性部長として、ボランティア活動や地域づくり運動などを展開していただいていることに心強さを感じる。地域を創っていくには、女性の力が必要であり、今はそうゆう時代」などと、女性の活躍に大きな期待をしていることを参加者に伝えていました。
対話が始まると参加者たちは、商工会女性部連合会の目的や活動内容、また、各地域の商工会における取り組みなど、多くの方々と連携しながら元気な地域づくりに懸命に取り組んでいることを説明していました。
何人かの参加者は、「農商工連携や地域資源活用をもっと積極的に行っていきたい」「農産物等を使って、地域の特産品づくりを行っている」などと説明する一方で、「加工施設を整備してほしい」とか「女性部として県産品を販売する場を考えてほしい」などとする要望等を伝えていました。
これに対し知事は、「生産設備等の整備に対する補助金制度とか融資制度などは色々あるが、大事なことは、誰が事業主体、中心となってやるかということ」とか「富士の国やまなし館などを利用してのイベント開催にできる限り協力する」などと応答していました。
また、別の参加者からは、「荒れ地を耕して花壇を作り、花で観光客をもてなす活動を行っている」「シャッターが降りている通りも多いので、花を植えてお客さんの目を楽しませている」といった地域が一体となって飾花活動に取り組んでいることや「丹精込めて作った農産物が猿や猪などの被害にあっている。何とかしてほしい」といったことも話題として出されました。
知事は、「道などが花いっぱいになることは大変素晴らしい。ぜひ続けてほしい」「鳥獣対策としては、県でも予算を組んで、市町村や猟友会などと協力しながら個体調整を行っているが、予定通りの駆除ができていないのが現状。この問題にしっかり取り組んでいく」などと答えていました。
また、参加者からは、「商店街を取り巻く環境は厳しいが、これを経営の脅威と捉えるかチャンスとして捉えるかが大変重要。前向きな気持ちで取り組んでいきたいと思う」とか、「商店街の活性化のためにもシビックコア計画を強く進めてほしい」「地域の協力を得ながら、将来的には小布施のようなオープンガーデンを目標に活動していきたい」「県下の女性部と連携して新しい地域づくりに積極的に取り組んでいきたい」といった思いなども語られました。
最後に知事は、「各地域で一生懸命地域づくりに励んでいただいていることが分かった。皆さんからのご意見等に対して、行政としても出来る限りの努力をしていきたい」などと参加者に伝え終了しました。