ページID:33744更新日:2017年3月24日
ここから本文です。
開催日時:平成22年9月21日(火曜日)午後4時10分~
開催場所:富士吉田商工会議所
テーマ:魅力ある地域を創るために
今回の「県政ひざづめ談議」は、地域の活性化に向けてさまざまな活動を行っている富士吉田商工会議所青年部の皆さん15名と、「魅力ある地域を創るために」をテーマに意見交換を行いました。
対話に先立ち知事は、「富士吉田商工会議所青年部の皆さんは、地域の発展、活性化のために意欲的に活動していただいており、大変ありがたく思っている」などと述べるとともに、「富士吉田市は、雄大な富士山があるし、水にも恵まれ、また、繊維産業も昔から盛んであり、商業的に見ても大いに可能性がある地域だと思っている。特に、繊維産業の更なる発展には、行政としても期待をしており、微力ながら支援をしていく」などと、地域の発展、活性化に協力していく考えを参加者に伝えていました。
対話が始まると参加者は、小児初期救急医療センターの開設、がん拠点病院の確保、富士吉田へのスマートインターの設置、国道138号や新倉トンネルの整備などの話題を挙げながら、「国中と富士北麓との地域格差の解消に向けた取り組みを一層進めてほしい」といった要望を伝えていました。
また、参加者からは、「富士登山に25万人もの観光客が来ているが、この観光客を何とか富士吉田市内に誘導できないか」とか、「年間、何百万人の観光客が来ているのにもったいない。観光客を引っ張ってくる手だてを何か考えていかなければならないと思う」などといった意見等が出されました。
また別の参加者からは、「県外企業の進出が増えているが、県内の企業が出店できる地域づくりを進めていけば、富士吉田ももっと栄えてくるのではないか」とか、「富士北麓では、年間を通じてスポーツ合宿などが行われているので、スポーツを通しての地域振興を行政の力を借りて進めていきたい」などといった意見等が出されました。
さらに参加者からは、「甲府商工会議所の青年部との交流を始めている。お互いに協力してさまざまな取り組みを行っていきたい」「県内観光地のトイレをきれいにすることも観光客がリピートする要素になるのではないか」といった話題も出されました。
参加者一人ひとりの話を聞いていた知事は、「それぞれに方向性をもって取り組んでおり大変心強く思った。悪戦苦闘しながらも、何か新しいことを常に考えてやっていくことが大切」などと述べるとともに、「皆さんが協力して、これからも地域づくりにしっかり取り組んでもらいたい。地域の発展のために行政としてもがんばっていくので、これからも協力をお願いしたい」などと参加者に伝え終了しました。