トップ > 県政情報・統計 > 知事 > 開の国やまなし こんにちは。知事の長崎です。 > 知事記者会見 > 知事臨時記者会見(令和2年3月7日土曜日)
ページID:93821更新日:2020年3月10日
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本館2階特別会議室 22時30分から
発表事項 発表事項以外の質疑応答 なし |
知事
まずは、新たな患者の発生に関してであります。
本日3月7日、本県中北保健福祉事務所管内におきまして、県内2例目となる新型コロナウイルスの患者が確認されました。
患者さんは、南アルプス市及び昭和町を主な生活圏とされる20代会社員で一人暮らしの男性です。現在、山梨大学医学部附属病院に入院をされております。
この方は発熱のため、2月28日と3月2日に医療機関を受診していましたが、昨日3月6日、自宅から山梨大学医学部附属病院に搬送され、本日3月7日、同病院におきましてウイルス検査を実施し、陽性の結果が得られたものであります。
この患者さんは、現在、意識障害があり会話が困難なため、患者本人から感染経路の特定につながる情報は、現段階では得られておりません。
このため、管轄保健所におきまして、ご家族や職場等への聞き取り調査を行い、できる限りの患者の行動歴や濃厚接触者の把握に努めているところであります。
なお、発症した2月27日以降、職場へは出勤されておりません。
また、2月28日及び3月2日に受診しております医療機関2カ所につきましては、現在のところ濃厚接触者がいないものと確認しております。
また、患者の搬送等に対応した救急隊員や警察官は、全員が感染防止のためのマスク、手袋等を装着していたほか、対応終了後、消毒の措置を確実に講じております。
さらに、本件患者さんは、昨日発表致しました、長野県の女性患者による受診先医療機関の受診者や濃厚接触者ではありません。本県在住の男性患者との接触の有無につきましても、現段階では確認されておりません。
まずは、この患者さんの快復に向けまして、山梨大学医学部附属病院の医療スタッフの皆様による懸命な対応をしていただいているところであり、私としても、一刻も早いご快復を願っているところであります。
次に、昨日感染が確認されました県内発生1例目の患者さん及び、昨日本県内医療機関への受診が確認されました長野県在住患者さんにつきまして、現時点で把握している濃厚接触者の状況をご報告いたします。
県内発生1例目、60代の男性の方ですが、この方に係る濃厚接触者は、職場の同僚1名、施術所の受診者30名です。
県内医療機関への受診が確認されました長野県在住患者50代女性の方ですが、この方に係る濃厚接触者は、受診した医療機関の医療従事者1名、医療機関の受診者9名であります。
この、併せて41名の県民の皆様には、ウイルスに暴露した日から14日間、管轄保健所におきまして毎日健康確認を行うとともに、不要不急の外出を控え、健康状態に変化があった場合は、保健所に連絡するようお願いしているところであります。
なお、人権尊重及び個人情報保護の観点から、個人の詳細な情報につきましては公表を差し控えさせていただきますので、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
本日ご報告申し上げた件につきまして、公表すべき新たな情報が得られた場合は、従来どおりできるだけ速やかに公表して参ります。
また、何度も申し上げて大変恐縮ですが、県民の皆様には、「うつらない」ための注意はもちろん、「うつさない」ためのご配慮として、日常の手洗いや咳エチケットの励行に、一層努めていただきますよう再度お願い申し上げます。
今回の件に関しまして、健康状態にご不安のある方は、ぜひ最寄りの保健所にご相談をいただきたく思います。
何よりもお互いにお互いを守ることを優先していただきまして、オール山梨で、県民一丸となってこの感染症に立ち向かっていただけますようお願い申し上げます。
山梨県といたしましても、今後とも、県民の皆様の健康と生命を守り、健やかな生活環境を築くため、あらゆる方策を検討し、実施に移して参ります。
記者
今日発表いただいた県内2例目の件について伺います。
28日にインフルエンザ検査をして、PCR検査をしたのは今日で、救急搬送されたのは6日となっていますが、体調が急速に悪化したということでしょうか。
課長
ご本人に意識障害がございまして、ご本人からの聞き取りがなかなか難しい状況にございますが、発熱等がございまして、その後、頭痛等の症状が見られまして、2度ほど医療機関を受診されております。その後の病状の経過はこちらでは確認しておりませんが、重症のところ昨日3月6日に医療機関の方に救急搬送されたものと伺っております。
記者
もう少し、救急搬送されたときの状況を具体的に伺いたいのですが。
課長
職場の方が出勤してこないことを心配されまして、ご家族に連絡がいきまして、ご家族が心配をされて見に行って、もしかしたらということも考えて警察と一緒に中に入りましたところ、ご本人はかなり重症な状況でしたので、救急車を呼びまして搬送されたと聞いています。
記者
ご家族が警察と一緒に部屋に入ったところ、意識障害があるような状態で倒れていたというような状況で119番通報をして搬送されたということでしょうか。
課長
はい。
記者
職場を休んでいて、昨日、職場の方から家族に対して連絡があったということですが、職場にはいつまで休むという申し出があって、その後いつから連絡がとれない状態だったのでしょうか。
課長
連絡をせずに休んだのがいつからということは確認が取れておりませんが、27日以降は出勤していないという状況を確認しております。
記者
昨日の搬送時間をお願いします。
課長
覚知時間は3月6日の14時48分と聞いております。
記者
意識障害があるということですが、要するに意識がないという理解でよろしいでしょうか。
課長
病院の方からの説明で、意識障害という状況と聞いております。
記者
意識障害ということは、肺炎の症状とは違うということでしょうか。
補佐官
新型コロナウイルス感染症などウイルス感染症の場合は、主には呼吸器に出ますが、その他いろいろ全身症状を起こすこともありますので、当然中枢神経系にくると意識障害を起こしうることもあります。よくウイルス性髄膜炎がありますが、普通の風邪ウイルスがたまたま中枢神経にきたために意識障害を起こすことは医学的にはおかしくないです。
記者
ウイルス性髄膜炎とかウイルス性脳炎の可能性はあるということでしょうか。
補佐官
大学の方にもお聞きしたところ、搬送された後、痙攣がひどかったということで、痙攣を抑えるお薬をかなり使われたということです。そうすると、本来の意識障害なのか、薬で鎮静をしたための反応なのかというのは、なかなか評価が難しい状況にあるということは聞いております。
記者
本人は会話ができない状態だということですが、今現在の呼吸の状況はどうでしょうか。
補佐官
そこまでは大学の方からは聞いておりません。
記者
特に肺炎で呼吸が苦しいとかという状況では今のところなさそうということですか。それとも、報告がないということでしょうか。
知事
患者さんの状況に関しては、後ほど山梨大学から説明があろうかと思います。
記者
27日、28日に発熱があるということは、県が確認されたということでよろしいですか。
課長
その際に受診した医療機関からの聞き取りで確認しております。
記者
最初に山梨大学で検査を行い、そこで陽性が出て、念のため県の検査機関に送ったところ、そこの検査では一度陰性が出たと。そして、今回の検査の結果は、さらにその後の検査で陽性が出たという認識で正しいでしょうか。
補佐官
これは、山梨大学の検査結果の陽性を踏まえて、感染と総合的に判断したということです。
記者
私どもの取材の中では、この同じ患者さんが県の検査機関でも検査を受けていると伺っているのですけれども、それは事実ではないということでしょうか。
補佐官
そこは事実です。
記者
その結果は陽性ではなかったのでしょうか。
補佐官
陽性ではありませんでした。
記者
県の機関で陽性ではなく、山梨大学で陽性だったと、この二つ分かれるところで、最終的は感染だというふうに判断された理由は、どういうことからだったのでしょうか。
補佐官
検査については、検体を取るタイミングとか、どこのサンプルかということで、陽性だったり陰性だったりは多々あることです。たとえ1つのサンプルでも、複数の検査機関で検査したときに、陽性陰性ということは、手技の問題、長時間搬送検体をしたとか、いろんな要件でそういうこともあり得るということは、事実としてあります。そういうことも考慮して、山梨大学の方とこの検査結果をどう評価するかということを話し合いました。再度、山梨大学の方で総合的に検討していただいて、同じ検体で同じ結果の再現性が得られたということで、これは間違いないと判断をしたということを聞いております。それを県としても受け入れて、陽性と総合的に判断したということでございます。
記者
C医療機関は山梨大学付属病院ということで、AとBの医療機関はいずれも山梨県内でしょうか。
補佐官
はい。
記者
意識障害がある状態ということで詳しい話が聞けないということですが、A,Bの医療機関の中に濃厚接触者がいる可能性もある中で、どこの医療機関ということは発表はないでしょうか。
補佐官
A,Bの医療機関については、既に我々の方で特定しており、保健所の職員が現地に行って、どういう症状でかかられたとか、感染防御の状況がどうだったかということを聞いています。その結果、医療関係者や受付等の方についても適切に対応された、他の患者さんについても、ほとんど接触がなかったということから、総合的にA,B両方の医療機関で濃厚接触者はいないということを現時点では確認しておりますので、あえてここの医療機関名を公表する意味がないと判断しています。
記者
今日の患者の方の海外の渡航歴がわかればお伺いしたいというのが1点と、もう1点クラスターが発生したといわれている大阪のライブハウスに行ったことがあるかどうかわかればお願いします。
課長
こちらで確認している範囲では、渡航歴や大阪への旅行歴は確認されておりません。
記者
本日の方について、どういうお仕事をされているのでしょうか。
補佐官
どういう業務をしているのかということを言うと、かなり業種等が特定されかねないお仕事をしておられるので、現時点で公表は差し控えたいと思います。
記者
昨日の1例目の60代の方は、主に屋外で1人で作業されるということでしたが、今日の20代の男性に関しては、他の方と接触する機会がある方になるでしょうか。
知事
基本的には、そういう恐れはない勤務形態ということです。ただ、いずれにしても発症前から会社には行かれていないということですので、そういう意味では、もちろん調査をする必要がありますが、現時点では濃厚接触はないと考えています。
記者
20代の男性の方は南アルプス市や昭和町を生活圏とするということで、住んでいる人は結構不安になると思います。そういう方に対して、改めて知事から県の相談ダイヤルへ電話するとか、何かありましたらお願いします。
知事
今回、患者さんから行動履歴その他について直接お伺いすることができないので、南アルプス市及び昭和町を主な生活圏にするというところまでお知らせさせていただき、このエリアにお住まいの方で体調に不安があるという場合は、ぜひ保健所にご連絡をいただき、相談をしていただきたいと思います。また、そうでない方も、手洗い、咳エチケットの励行など予防行為を従来以上に徹底をしていただきたいと思います。
記者
本日の20代の方ですが、昨日公表された方はお店に行ったりという履歴の報道があったが、外に出たりとか何か買い物をしたりだとか、把握している情報はありますか。
知事
2月28日に診療所に行かれております。3月2日に別の診療所に行かれ、前後どちらかわかりませんが、ご実家に行かれております。なお、ご実家の方に関しましては、現時点では陰性になっておりますので、問題ないと考えております。それ以外の行動履歴につきましては、コミュニケーションが取れる状態ではないので、把握はできておりません。
記者
ご実家の方が陰性ということは、PCR検査をして陰性だということですか。家にいたら濃厚接触者だと思いますが、検査の結果陰性なので安心というか疑いはないということでしょうか。
知事
はい。
記者
今回、受診する前に帰国者・接触者相談センターに連絡したタイミングはいつになるのでしょうか。
課長
今回は救急搬送ですので、センターに相談ということはありませんでした。
記者
AやBの医療機関へ受診する前にもセンターに連絡はなかったのでしょうか。
課長
今回の件につきましては、多分疑う症状ではなかったということで、センターへの相談がなかったものと考えています。
記者
20代の男性の方の職場とそれぞれの医療機関の消毒等については、今どういう状況でしょうか。
課長
医療機関については、感染対策の一環として、消毒等を日常的に行っていると確認しています。また、職場については、症状が出て以降は出勤していないということなので、そういう意味では安全と考えていますが、明日職場の現地調査も予定しています。
記者
今日の20代の男性は実家に立ち寄られたとのことですが、親族の方を何人検査して陰性だったのか、それから実家に行かれたのは自家用車であったのか。
課長
日頃の通勤等は自家用車を利用していると確認しています。親族の検査は2人です。
記者
親族という言い方でよいでしょうか。
課長
はい。
記者
今日の20代の方は咳の症状はどうだったでしょうか。それから、医療機関A,Bを受診するとき、マスクをしていたのか把握していたら教えてください。
課長
マスクはいずれも着用しています。症状として、喉の痛み等はあったようですが、咳は特にみられなかったようです。
記者
今日の県内2例目の男性の方ですが、3月2日に胸部のレントゲンをとって異常がないということは、このときには新型コロナウイルスを発症していたとはあまり考えられないのでしょうか。
補佐官
そこは判断が非常に難しいところだと思います。一般論で申し上げます。新型コロナウイルス感染症は、胸部レントゲン写真だけではなかなか肺炎症状がみつかりにくいという特性をもっていて、CTをとって初めて分かるというケースもあるので、レントゲンで何も異常なかったから肺炎がなかったとは言い切れません。初期には細菌性のものならば白血球数が増加したり、CRPという値が増加をしますが、ウイルス性の感染の場合は、初期の場合はそれほど変化がないということもあり得ます。ですから、これだけで判断をするということは非常に難しいところだと思います。
記者
新型コロナウイルスは比較的高齢者が罹りやすく重症化しやすいと言われていますが、この男性の場合20代と若いが、ご両親からの聴き取りの中で、この方に持病があったかどうか、どこまで把握されているのでしょうか。
課長
特に、持病等は確認されていません。
記者
実家は県内でいいのかということと、現時点では濃厚接触は考えにくいという判断ですが、発症前の場合は濃厚接触とは言わないということなのでしょうか。本人が検査して陰性だったとしても、後で陽性になるといったこともあるようなので、実家の方は検査したら陰性だったので濃厚接触ではないという説明だったが、そういうことでいいのかもう一度教えてください。
補佐官
濃厚接触の一般的な考え方は、呼吸器症状、特に咳がある患者さんと手が届くくらいの距離で数分以上一緒にいたとか、広いスペースでも密室の空間で長時間過ごしたようなときは濃厚接触と一般的に言います。今回のご家族の場合は、時間・密接度においてどの程度接触があったのか調査中のところもあるので、現時点ではそういう判断でも、いろいろ聞き合わせをすると状況の変化はあるかもわかりませんが、あくまでも現時点ということです。
記者
そうすると、検査の結果にかかわらず、濃厚接触はなかったと現時点では判断しているという理解でよいでしょうか。
課長
3月2日に立ち寄った際、それほど濃厚接触というような形では立ち寄っていないことは確認しています。
記者
それを理由に濃厚接触はなかったということですか。
課長
現時点では、濃厚接触にあたるような接し方はなかったと確認しています。
記者
どういう基準で濃厚接触者とされているのでしょうか。
補佐官
適切な感染防御なしに、疑い患者又は患者と接触をしたということが基本になると思います。ただそれだけではなく、時間や距離、感染防御の状況を考慮して総合的に判断をしないと一概には申し上げにくいと思います。
記者
職場の現地調査をされるとのことでしたが、具体的にはどのようなことをされるのでしょうか。
課長
会社に赴きまして、友人や同僚から本人の行動歴などを確認することと併せて、念のため他に体調不良の方がいないかということを聞き取ることになると考えています。
記者
今回の場合は、中北保健所の職員が調査されるということでしょうか。
知事
その通りです。
記者
今回は主な生活圏を公表しましたが、昨日公表した方については主な生活圏を公表しませんでしたが、違いは何でしょうか。
知事
昨日の場合は、感染拡大の恐れがないと判断しましたので、公表する目的がないということで差し控えさせていただきました。
記者
今回感染拡大の恐れがあると判断された理由は何でしょうか。
知事
ご本人から詳しい状況を聞くことができない状況です。感染拡大を防止するために、この地域の住民の皆様に適切な行動、即ち体調に不安がある場合は保健所に相談していただくこと、手洗い咳エチケットなどの予防行為を今まで以上に励行していただくことをお願いする必要があると判断し、公表させていただきました。
記者
大阪府が集団感染が疑われる2つのライブハウスとは別の2つのライブハウスで感染が確認されたと発表しました。昨日公表した県内1例目の患者について、新たに発表された2つのライブハウスを訪れたということはありますか。
課長
今までクラスターと言われていた2つのライブハウスを訪れていないことは確認しております。その他立ち寄り先がいくつかありますが、クラスターという場所ではないと確認しております。
記者
新たに発表された別の2箇所のライブハウスを訪れていたかどうか確認はしているのでしょうか。
課長
大阪府の発表を把握しておりません。
記者
今回の患者さんについて、A、Bの医療機関ではPCR検査に至っていないということでしょうか。
課長
疑われる症状がなかったので実施しておりません。
記者
昨日確認された1例目の患者と長野県の女性の件ですが、濃厚接触者はいずれも県内の方ということでよろしいでしょうか。
知事
県内です。
記者
県内1例目の患者の濃厚接触者について施術所で30名とありますが、施術所とは具体的には何でしょうか。また、昨日は施術所を受診したとの発表がなかったのですが、何か理由があるのでしょうか。
課長
昨日の時点では確認がとれていませんでした。医療機関という言い方がふさわしくありませんので、施術所とさせていただきました。
記者
施術という言葉は術を施すということなので、施術所では正直分かりませんので、もう少し説明していただけないでしょうか。
補佐官
施術所というのは法律的に使われている名称です。分かりにくいということでしたら、按摩マッサージ、針を主体とする所を総称して施術所と言っております。
記者
もっと具体的に言えないのは何か理由があるのでしょうか。
補佐官
特にありません。やっていたのはマッサージ業務だと聞いています。
記者
相次いで患者が出ましたが、追加の対策など検討していることがあればお伺いしたいのですが。
知事
県内での患者さんの受け入れ体制は十分な余力があります。現時点で我々がなすべきことは、県民の皆さんに感染拡大の防止のための適切な行動をなお一層お願いするということだと思います。
記者
県内1例目と長野県の方で濃厚接触者は計41名になりますが、PCR検査をされているのでしょうか。
課長
濃厚接触者につきましては、症状がないときに検査をしてもあまり意味がありませんので、基本的に検査はせずに、なるべく外出を控えていただき、そのうえで健康状態を毎日確認させていただいております。
記者
今日の20代の方の家族は検査をしていますが、違いは何でしょうか。
課長
症状が見られたので念のためさせていただきました。
記者
昨日の発表した方の濃厚接触者41名については、せきや発熱の症状は現在見られないということでしょうか。
課長
保健所で健康確認をさせていただいており、もし何か疑わしい症状があれば、検査を受けますので、現在検査をしていないということは、健康状態に変化はないと考えております。
記者
1例目は衛生環境研究所の検査で陽性が出て、今回の2例目は山梨大学の検査で陽性ということですが、県の機関で検査する形でなくても、医療機関の方で陽性という形で出れば、県内何例目という形になっていくのでしょうか。
知事
それは先ほどお話したように、総合的に判断をされてこうなっているということです。
記者
今日判明した事例について、PCR検査を県と山梨大学で行い、それぞれの検査の結果が違っていたということでよろしいでしょうか。
補佐官
違う検体で、県の衛生環境研究所では2回やっています。2回とも陰性でした。全て違う検体でやっているものですから、全てが正しいと我々は思っています。
記者
違う検体というのは、採取した場所が違うということですか。
補佐官
場所が違うということもありますし、タイミングがまた違うということもあります。
記者
山梨大学の方では2度の検査ということですね。ただ症状とか総合的な判断ということですね。
知事
はい。
以上