ページID:89592更新日:2019年4月24日

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知事記者会見(平成31年4月23日火曜日)

本館2階特別会議室

11時30分から

 

発表事項

発表事項以外の質疑応答

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 知事の海外渡航(中国・北京市)について

知事

4月25日から28日にかけて北京市で開催される、第2回「一帯一路」国際協力ハイレベルフォーラムに参加して、ハイレベル会議に同席するとともに、現地の日本大使公邸での魅力ある県内観光地や県産品のPR、それから、清華大学と交流を行うこととしております。ワイン、日本酒といった県産品につきましては、そのブランドも国際的に認知されてきており、今後は周知活動に加えて、輸出を拡大し、実際の商売に結び付くような取り組みが必要となっております。そのために、日常的に現地においてセールス活動を行う組織的な対応が求められますが、今回、世界最大とも言えるマーケットを有する中国の首都、北京市を訪問することになった機会を存分に活かしてまいりたいと考えております。知事就任後初めての渡航となりますが ワイン、日本酒といった地場産品や、風光明媚な本県の観光資源を現地のメディア等にPRすることで、輸出の拡大やインバウンド観光の促進を図って参りたいと考えております。

記者

知事以下10人の方も随行されますが、以前知事は、海外渡航のトップセールスに関しては、国内の大使館等を利用するとのお考えで、海外のトップセールスに関しては少し疑問を呈されていたように思いますが、それに関して方向を転換されたのか、それとも中国を重視されるということが背景にあるのか、お考えをお聞かせください。

知事

ケースバイケースで、最も有効であると思われるオケージョンがあれば、それに対して適切に対応するということだと思います。

記者

 先日、農林水産省に、ぶどうの輸出解禁の件で要望書を出されたと思いますが、今回の渡航時に、合わせてそういったものをあちら(中国)の政府の高官に要望をするのかという点と、もしされるとしたら、現在のところの解禁に向けての見通しは。

知事

今回はタイミングの問題があって、ぶどうに関しては、要望活動からは外れます。

記者

全国の自治体の代表として参加されるとのことだが、(山梨県)知事以外はどこが参加するのか。

知事

高知県と滋賀県です。

 

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災害時の段ボール製品の調達に関する協定の締結について

知事

本日ですが、東日本段ボール工業組合と山梨県との間で、「災害時における段ボール製品の調達に関する協定」を締結致します。災害時に段ボールベッドをはじめとする段ボール製品を提供していただけることとなり、大変ありがたく、また、心強く感じているところであります。東日本大震災あるいは熊本地震などでは、避難所における生活の質に関する課題が指摘されておりまして、長期化する避難生活での疲れやストレス、環境悪化などによる災害関連死という痛ましい事態も発生しております。段ボールベッドは、床からの冷えを和らげるほか、歩く音や振動を吸収して、避難者のストレスを軽減するなどの効果が見込まれております。今回の協定締結によって、災害時における避難所での生活環境の改善が図られるとともに、災害関連死の抑止・減少に大きく貢献するものと考えています。県では今後、東日本段ボール工業組合をはじめ、県内組合員である、有限会社市川紙器製作所 様、株式会社内藤 様ともしっかり連携しながら、防災・減災対策の強化に取り組んで参りたいと考えております。

 

 

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軽装期間の設定について

知事

今年度も、温暖化対策の一環として、クールビズを実施することとして、軽装期間を設定します。5月1日から9月30日までの間、本庁、出先機関で、特別な場合を除いて上着を着用しなくてもよいことと致します。また、執務上差支えのない場合には、ノーネクタイなど、軽装での勤務を励行致します。それから、特に気温が上昇する6月1日から9月30日までの期間は、カジュアルクールビズ期間として、ポロシャツやチノパンなどを着用した服装での勤務もオーケーと致します。県が率先してクールビズを実施することで、家庭やオフィスにおける、クールビズの一層の浸透を図って参りたいと考えております。

 

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発表事項以外の質疑応答

 大型連休の過ごし方について

記者

大型連休が控えていますが、前半は中国を訪問されるということですけれども、それ以降の過ごし方についてどのように考えているか教えていただきたい。

知事

何か特別な出来事がこれから起これば当然対応しますが、現時点ではお陰様で平穏なゴールデンウィークになりそうなので、家族の時間にしたいと思っています。 

 

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 参院選に当たってのスタンスについて

記者

自民党県連の森屋会長が参院選に出馬表明されましたが、自民党籍の知事としてどのような支援をしていくのか教えていただきたい。

知事

選挙を応援していただきましたので、是非御本人あるいは周りの皆様に頑張っていただきたいと思いますし、私としてもできる貢献はしっかりやっていきたいと考えています。     

 

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 リニア中央新幹線の整備について

記者

リニアの検討状況についてお伺いしたいのですが、まず、駅の位置の判断材料として、これから調査もいろいろすると思うが、そのスケジュール感や判断材料について、どのようなお考えをお持ちなのか教えていただきたい。

知事

リニアの駅に関しては、現行案が決められた経緯などを勉強してきたところですが、その結果、より精緻に客観的なデータを集める必要があるという判断に至りまして、その旨を事務方に指示をしているところです。

記者

ある程度の判断材料はあったけれども、もう少し精緻に調べる必要があるということでしょうか。

知事

判断材料があったというか、もう少し精緻なものでないと足りないということです。

記者

しばらく掛かるということでしょうか。

知事

はい。

記者

その結果ですが、今議論がありますけれども、位置を動かす前提であるとかそういうことではないという理解で良いでしょうか。

知事

何かをするためのものではなくて、予め結論を決めたものではないということで、現行案も当然土台となるわけですけれども、どういうインパクトがこの山梨県の交通体系あるいは経済にあり得るのかということを、多くの皆様が色々なお考えをお持ちですから、そこを議論する土台として客観的な数字がなお必要であろうということで、その調査をお願いしているわけで、それ以上でもそれ以下でもありません。

記者

そのスケジュール感というか、どのくらいを目途に判断をしたいとお考えですか。

知事

2027年の開業に支障が生じないようなスケジュールでやらなければならないとは思っていますが、他方で出発点は重要な問題で、ここはいい加減なことはできないので、この調査には日数をかけようと思っています。

 

 

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早川及び富士川の水質調査について

記者

早川の濁りの件について、昨日山梨県と静岡県の両県で合同調査をする旨の発表がありましたが、原因があって結果があるということで、どういった原因があるとイメージされているのか、それとも特にイメージせずに濁りのみを調べられるということなのか教えていただきたい。

知事

基本的には合意した中身でやっていくわけですけれども、濁り自体も確認をするでしょうし、その原因とは何ぞやということもあるでしょうし、水質の問題はしっかり調べましょうということであって、そこから先はどうなるか調べてみないと分からない話であると思いますので、色々な説が言われていますけれども、まずその水質を確認する、その後客観的にどうであるかというところからその先の話になると思います。山梨県としては、静岡県からの申し出に応えて水質を調査しましょうということでありますけれども、それと桜エビの不漁問題というのは、因果関係が直接に結びつくかどうかも分からないということなので、まずは水質調査をしてみなければどういう水質なのか分からないので、今後の色々なことを考えることもできないので、その出発点としてしっかり科学的、客観的にデータを集めましょうということで、それ以上のものではありません。

記者

早川について、たくさんの工事が行われている。これだけ人の手が入っていると環境へのインパクトが相当なものがあると思われる。今に始まったことではないが、早川流域の環境に対する負荷みたいなものを県として今まで、そしてこれからもどのように認識をしているのか教えていただきたい。

大気水質保全課長

早川については、従来から河川の特徴を生かした経済活動が行われており、従前からきちんと管理がされている中で河川利用もされていると理解をしております。

記者

環境というのは山梨県だけのものではなく、静岡県だけのものでもなくて国民の財産であると思うが、これからこの問題にどのように向き合っていくのか教えていただきたい。

知事

まずは調査をして科学的な土台を掴むところが出発点で、問題があるのかないのかというのはそのデータがあって初めて判断できる話なので、これをまずきっちり把握しようじゃないかと、そのスタート地点に立っているということで、ここから先の話はこれがどういう影響を持つのかまだ分からないわけです、まだ調べていないわけですから。しっかりまずデータを取るというところが第一歩だと思いますので、その一歩を踏まえて、そこから先の議論はそこから先にするということであろうと思います。

 

 

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やまなし移住・定住総合ポータルサイトについて

記者

先月、やまなし移住・定住総合ポータルサイトがオープンしましたが、このポータルサイトを通じてどのように県外の人にアピールしたり、あるいはどんな効果を求めているのか教えていただきたい。

知事

ネットである程度情報を取れるようにするというのは基礎的な話です。まず今回はその基礎の基礎を打ち立てたということで、今後は他の定住支援策、これから6月議会に向けて色々議論をしていくところでありますが、それを踏まえてこのサイトでも諸般の情報を提供していくということであろうと思います。これは土台ですよね。

記者

このポータルサイトを通じてどんな効果を生み出していきたいとお考えですか。

知事

山梨に関心を持たれた方がまずここを見ていただいて、まさしくポータルサイトとして、まずはここから入って、ここで不十分なことは電話をかけて聞くとかその他の手段で調べるとかされるでしょう。まず山梨への移住・定住に関心を持たれた方、問題意識を持たれた方が最初に訪れる場所ですから、それすらなければ取っ掛かりもないわけなので、その取っ掛かり効果というものは出てくると思います。

 

以上

 

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山梨県知事政策局広聴広報グループ 
住所:〒400-8501 甲府市丸の内1-6-1
電話番号:055(223)1336   ファクス番号:055(223)1525

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