ページID:106453更新日:2022年10月26日

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知事記者会見(令和4年10月25日火曜日)

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防災新館401,402会議室

11時30分から

発表事項

  参考資料(PDF:29KB)

  参考資料(PDF:404KB)

           

発表事項以外の質問事項

221025知事記者会見

新型コロナウイルス感染症対策について

知事

まず現在の感染状況について申し上げます。

昨日まで直近1週間の新規感染者数、1685人となっておりまして、前週と比較いたしまして、115人の増加となっております。一方、1日当たりの新規感染者数に関しまして、今月19日から23日までの5日間ですが、こちらは連続して前週の同じ曜日を下回るということで、一進一退の状況だろうと認識しております。

病床使用率ですが、昨日時点で11.4%となっておりまして、医療提供体制には一定程度の余力を確保しております。

依然として多くの新規感染者が発生しております。警戒感を持って対応すべき状況にはあるものの、この新型コロナの感染症が長期化する中で、日常生活の回復に向けました取り組みを、感染状況に応じて弾力的に進めていくべき局面だろうと、このように考えております。

本日までに、進展した事項につきまして、以下、ご報告を申し上げます。

まず1点目、ワクチン接種の促進についてですが、先月下旬から始まっておりますオミクロン株対応ワクチンの接種につきましては、先週10月20日の時点で、約1万5千人の方に接種していただきました。

このオミクロン株対応ワクチンにつきましては、先週21日に、前回のワクチン接種から接種間隔の見直しが行われました。5ヶ月から3ヶ月に短縮されております。

これによりまして、年内に新たに本県で16万3千人の方、総数では66万5千人の方が、新たなワクチン接種を行うことが可能となります。

県の大規模接種センターにおきましては、現在、オミクロン株の「BA.1」対応ワクチンを接種しておりますが、来月からは、「BA.5」に対応したワクチンの接種も開始いたします。

新型コロナ第8波と季節性インフルエンザの同時流行が懸念されておりますので、各市町村におかれましても、接種間隔の短縮に伴い、接種券の発送準備を進めていただいておりますが、接種券が届きましたら、できるだけ早く、そして、できるだけ多くの皆様に、このオミクロン株対応ワクチンを接種していただきたいと思います。

次に、小児ワクチン接種の推進についてです。

小児ワクチンの接種につきましては、9月に新たに予防接種法の努力義務に位置付けられたということはご案内のとおりであります。

私ども山梨県といたしましても、接種を促進することといたしましたので、その進捗について、今日はご報告いたします。

まず、県では、保護者の皆様にワクチン接種に関する不安を解消していただくべく、県医師会・地区医師会の先生方のご協力を賜り、各学校におきまして、学校医の先生から保護者の皆様に、接種のメリット、また、安全性について説明する機会を設けていただくことといたしました。

明日26日に、県と県医師会・地区医師会の打ち合わせ会を開催し、その後、月末10月31日には、県教育委員会から学校設置者への説明会を開催いたします。

これら関係者との打ち合わせが済み次第、各学校におきまして、学校行事の日程や保護者の利便性等を勘案しながら、できるだけ早い時期に、保護者の皆様にご説明を差し上げたいと考えております。

繰り返しになりますが、第8波の備えといたしまして、まずは自らを守り、また、周囲の大切な方々を守っていくためにも、まずはワクチンに関する正確な情報、知識を仕入れていただいた上で、できるだけ多くの皆様に接種していただきますようお願いしたいと思います。

2点目ですが、グリーン・ゾーン認証基準について、弾力的な運用を行うことといたします。

先ほど、冒頭申し上げましたとおり、本県の現状ですが、医療提供体制に余力があり、病床使用率10%前後で安定的に推移していることを踏まえまして、オミクロン株による感染拡大には注意をしつつ、日常の回復をさらに進めて参りたいと考えております。

実際のところ、長期にわたる感染対策疲れと言うのでしょうか、各認証施設においては、一部疲弊も見られ、またその対策も一部疎かになっているようなケースもないわけではない、見られるところでございます。

また、先週の金曜日ですが、商工団体の皆様からも、感染対策の見直しについて、要望をいただいたところです。

これらを踏まえまして、感染防止対策の実効性、これを保っていくためにも、感染状況に応じて、メリハリのある対策を弾力的に運用していくことが適切だろうと判断する次第であります。

具体的には、グリーン・ゾーン認証基準を三段階にレベル分けいたしまして、県内の感染状況に見合った感染対策を迅速に行うことができるよう認証基準の運用を見直したいと思います。

これらレベルにつきましては、多くの飲食店、或いは認証店の皆様に、できる限り予見可能性を確保する観点から、病床使用率を目安に判断することといたします。

この目安として、まずレベル1におきましては、感染が小康状態であり医療提供体制に余力のある状態、そして、レベル2は、病床使用率が継続して30%を超えた状態、レベル3は、感染爆発が起き、病床使用率が50%を超え、かつ、更なる上昇が見込まれるような状態、このように分けたいと思います。

次に、これらレベル1から3に合わせた対策についてですが、現行の基準をレベル2に位置付けたいと思います。

従いまして、レベル1におきましては、グループ内のパーテーションを外すこと、大皿料理の提供、お酌などを可能とすることといたします。

また、レベル3におきましては、会食人数の制限、或いは、まん延防止等重点措置、緊急事態宣言時の対応など、より厳しい対策を必要に応じて実施することといたします。

これら見直しによりまして、事業者と利用者ともに、感染状況に応じたメリハリのある感染防止対策を、適宜、速やかに行うことを可能にしていきたいと考える次第であります。

なお、現在の状況は、レベル1に該当いたしますので、本日からこの緩和措置を実施に移したいと思います。

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県民栄誉賞の表彰決定について

知事

サッカー天皇杯で優勝いたしましたヴァンフォーレ甲府に対しまして、県民栄誉賞の表彰の打診をいたしましたところ、ご快諾をいただきました。

今回の快挙に対する県民の皆様の盛り上がり、これは大変大きなものでありまして、多くの皆様から、この喜びをみんなで分かち合えるよう、優勝パレードの実施などを希望する声が多数県庁にも寄せられております。

こうしたことを踏まえまして、ちょうど今週末に開催されます信玄公祭りにおいて、県とご賛同をいただいた市町村の共催で、ヴァンフォーレ甲府の選手の皆様によるパレードを実施することといたしました。

3年半ぶりに開催されます信玄公祭りですが、コロナ禍から脱却し、日常を取り戻す取り組みを進めていく中で、県民の皆様と喜びを分かち合うには最もふさわしい機会であると考えます。

日程ですが、10月29日の午後、平和通りにおけるパレードの中で実施をする方向で、今現在関係機関と詳細を議論をしているところであります。決まり次第、ホームページ等でご案内をいたします。

なお、このパレードに先立ちまして、優勝報告と表彰式、こちらを県庁内で行いたいと思います。

記者

ヴァンフォーレ甲府の県民栄誉賞の表彰についてはいつ付けというか、何日ごろに県民栄誉賞受賞を具体的にされるのかというのは。

知事

29日です。

記者

29日。わかりました。

知事

当日のお天気にもよるんでしょうけど、できれば多くの皆さんに、その祝福をしていただけるように、県庁の中庭、芝生の広場で、できたらいいなと今思っています。雨だったら屋内になってしまいますが、そんなような形をいろいろ工夫していきたいと思います。

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防衛省への要請に対する回答について

知事

今月4日、本県から防衛省に対しまして、米軍機の県内における空中給油訓練に関し、事実確認を速やかに行うことなどを要請した件につきまして、本日、防衛省からご説明をいただきました。

米国側からの回答におきましては、「空中給油は実効的な対処態勢を確保する上で不可欠な機能を果たすものであり、各種の安全対策を講じた上で従来から実施している。」とのことでありました。

このような中、米軍の運用上の所要に基づきまして、東富士演習場において訓練中の米軍機を支援する必要から、令和4年3月23日に甲府市周辺上空で空中給油を行ったとの事実が確認されました。

昨今の国際情勢をかんがみますに、国の防衛政策は極めて重要な事項であると理解をしておりますが、他方で、米軍が行う空中給油によりまして、県民生活に悪影響が及ぶようなことは避けていただかなければならないと考えております。

県民の皆様の生命・財産の安全を確保する観点から、「今後、本県において県民が不安を感じることのないように適切な対応を図っていただきたい」この旨、強く申し入れをしたところでございます。

記者

防衛省からの空中給油の回答についてお尋ねします。

今回の回答で確認できたのは3月下旬のものだと。住民は6月とか9月にもそのような様子を見ているということですが、そこについては引き続き防衛省に何らかの問い合わせを続けるのでしょうか。

知事

我々としては、こういう事案の確認はしていただきたいと思っております。いずれにしても、情報の提供はある意味信頼関係の基本になります。こういう国際情勢ですから、防衛というのは大変重要であるということは私たちも全く同意をしておりますが、他方で住民の皆様に不安を及ぼしたり、あるいは防衛政策に対する信頼が毀損されると困るわけです。信頼の基礎は情報提供だと思います。

要はインフォームドな状態であることが信頼の基礎だと思いますので、我々としては、6月や9月にもこういう事案がありましたが、それについても教えていただきたいというように、国に情報提供を求めていきたいと思います。

国籍不明機が飛んでいるなどという事態だったら、それこそ不安になりますので、やはりそこの情報はしっかり共有していただくように求めていきたいと思います。

現状、米軍からは逐一答えないといったことも言われているようですが、さはさりながら、今申し上げたように、信頼あっての防衛政策だと思いますので、その点は引き続き国に求めていきたいと思います。

記者

空中給油自体はこれまでの申し合わせ事項の中で、陸上ではやらないというような、そこは国同士の話だと思うのですが、そのあたりについて、何か政府の方に、陸上でやらないで欲しいというような、そういった抗議のようなことをするといったことはお考えですか。

知事

我々は、少なくもこの山梨県内において安全性を確保してくださいと。要は、国を守るための防衛ですので、当然究極の目標は国民の安全確保である以上、安全確保はしっかり求めていきたいと思います。

どこでどうするという話は、これは国において米国側としっかり議論していただくべき話だと思いますので、私から何らか申し上げることは差し控えたいと思います。

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県が開発した赤ワイン用ブドウ品種「ソワノワール」の公表について

知事

県が開発したおいしい赤ワイン用ブドウ品種の名称が決まりましたので公表いたします。

本県におきましては、収穫期が早く、着色のよい品種の開発を目的といたしまして、色や香りなどのワイン品質が優れる「メルロ」と「ピノ・ノワール」を掛け合わせ、本県独自の赤ワイン用ブドウ品種を開発いたしました。

今年6月27日ですが、林真理子ワイン県副知事、田崎眞也ワイン県副知事、安蔵光弘県ワイン酒造組合会長、それぞれの皆様にこのワインを評価していただくとともに、品種名の検討会を開催したところでございます。

その結果、品種名は「ソワノワール」ということに決定をいたしました。

この名前「ソワノワール」の由来ですが、伝統工芸品であります「甲斐絹」の絹を意味する「ソワ」と、黒を意味する「ノワール」を合わせたものです。

両ワイン県副知事そして安蔵会長からは、このワインの特徴として「色が濃く、果実の香りが強い。また味わいはふくよかで、タンニンは絹のようになめらかである。」と高い評価をいただいております。

本品種は今年7月12日に農林水産省に品種登録の出願を行い、先般10月17日に出願公表されました。

今後、この「ソワノワール」で作られましたワインが多くの方々に末永く愛していただくように、県内各ワイナリーとも連携して早期に産地化を図って参りたいと思います。

今ここに置いてあるだけでも、香りが伝わってきて本当は手が伸びそうなのですけれども、今、職務時間中ですので残念ながらそれはできませんが、ただ皆様にはこの記者会見終了後、試飲用のワインを用意しておりますので、ぜひちょっと試してみていただいて、その美味しさも合わせて皆様の言葉で多くの方々にお伝えいただければ本当にありがたいと思いますので、何卒よろしくお願いいたします。

 

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発表事項以外の質問事項

富士山登山鉄道について

記者

今日、一部報道で富士山登山鉄道の関係で、ICOMOSの方から評価できるというような内容で文書をまとめているという報道があったんですけれども、現時点で県が把握している内容はどういったもので、それに対する知事の受け止めをお伺いできますか。

知事

まず、このICOMOSのレポートに関しまして、内容としては、登山鉄道構想は、富士山が直面する来訪者管理、あるいは環境悪化に関する多くの課題を解決する、統合的なアプローチとなりうると、大変評価できるという話をいただいております。

また、日本が約束いたしました富士山ビジョンの理念とも合致すると、こういう評価をいただいております。ただ、構想は初期段階で、この実現可能性を探り、また多くの利害関係者の支持をいただくために、さらに多くの作業が必要という認識を示されておりまして、構想については積極的かつ高い評価をいただいているということで、我々として心強いと思います。

記者

細かいことですけれども、その文書というのは公式な形でICOMOSの方から県に、いつ頃届いて、どういう文書、どういうレポートなのかというのも含めて教えていただけませんか。

知事

これは昨年、ICOMOSから国に対して届けられたというふうに承知をしております。

記者

多くの作業が必要だというふうに指摘されていますけれども、県として、地元の理解など、どのように今後、計画を進めていく考えか教えてください。

知事

まず、地元の理解をしっかりいただくことは多くの作業の出発点だと思っています。

富士山観光における環境問題ですよね。スバルライン上に大変多くの車が通って排ガスですとか、あるいはその5合目には現状電気もない、下水道もない状態の中で、要は油を焚いて、発電機をまわしている、こういう状況にもあります。

また、大変多くのオーバーツーリズム。今、コロナでないわけですけども、今後インバウンドが本格再開をしていく上で、やっぱりオーバーツーリズムという問題についても、どう考えるか、こういうある意味ポストコロナの観光のあり方というものを、特に地元の皆さんとしっかりと意見交換をし、また認識をできる限り共有する中で、この登山鉄道構想も、そのソリューションの一つとして位置付けて、議論をしていきたいと思います。

また、合わせてこういう議論をして登山鉄道もいいじゃないかとなっても、技術的にできませんと言ったらお話にならないわけで、そういうことは当然その技術上の制約というのがあるわけなので、その技術的な面の研究というのも、しっかりと引き続き進めていかないといけないと思いますし、さらには今申し上げたように観光のあり方のみならず、この富士山というブランド、あるいは山梨県全体のブランドのあり方としてどう訴求をしていくかということも、また多くの関係者と相談をして知恵を出し合っていきたいと思います。

記者

スピード感について、知事としてどう考えているのか、改めて伺いたいんですけれども、登録から10年が経って、さらにその構想ができてからまた1年以上、2年以上経ってしまうという中で、まさにさっき知事がおっしゃった、コロナ明けのオーバーツーリズムの問題、これはもうずっと課題が解決されていないままになっていると思います。

どのようなスピード感で、どのような知事としてリーダーシップを持って取り組まれていくか教えてください。

知事

この問題は冒頭申し上げましたように、まず地域の皆さんのご理解というものが大変重要になって参りますので、そのご理解をいただくための対話ですよね。この活動はやっぱり丁寧にやっていきたいと思ってます。

これがいつまでに、というのは、まずはとにかく丁寧に対話をしてく必要があろうと思っています。

ただ、ここのところ、残念ながらコロナの影響で、この問題だけではないのですけども、なかなかその対話自体が、そういう場を持ちづらい社会環境だったと思いますが、今さっきも言いましたように、コロナの大波は超えて、今小波が来てるような状況かもしれませんけれども、一時の大波は超えていますので、これから集まって、しっかり意見を交わして、より良い方向、今申し上げたように、富士山の環境にとっても良い、地元にとっても良い、さらには山梨県にとっても良い、日本にとっても良いと。こういう方向について、意見交換をしっかりすることを、まずはやっていきたいと思います。

その上で、なるべく早くこれを実現に移せる環境を作り、それができたところで、しっかりと実行に移していきたいと思います。

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TGCフェス山梨2022について

記者

先日TGCが行われて、知事も参加されたと思うのですが、そちらどういうようなイベントになったのか、というところの受け止めと、あと課題というか、県外からは多く来たのですが、知事もちょっと話した中で県民の参加っていうとこもおっしゃっていましたけど、その課題についてお伺いできますでしょうか。

知事

まず「TGCフェス山梨2022」大成功だったと思います。

本当に多くの皆さんにお越しをいただきまして、様々新しい形での山梨の魅力を発信することに大きく貢献、役立ったのではないかなと思っています。

これまでの山梨県の持ってる宝物というか、様々な地域資源、これは多くの県民の皆さんが営々と築き上げてきたものですが、これにほんのひと匙調味料を加えたというような位置付けのイベントだったんじゃないかなと思います。

このほんのひと匙、加えることによって、それこそ10代後半から20歳或いはそれ以上の方々女性の中心に、男性も多くいらっしゃいましたけども、若い方々に心を掴むようなコンテンツ化になることができたと。

これは大変大いなる自信でもありますし、今後の山梨県の魅力の発揮の仕方に対しても、参考になったんじゃないかなと思います。

今後の課題は、おっしゃるようにまず一つはぜひ来年もやりたいと。これは定例化したいなと強く思います。そうする中で、より多くの地域資源、今回私が出た時は、市川の手漉き和紙と、それから印伝の扇子入れでしたけども、もっと多くのものを、その場で紹介できればよかったと思いますし、もちろんモデルさんもそういうものを身につけていただいてるわけですけれども、様々なより多くの地域資源、地域の皆さんの参加を求めて、ガールズコレクションふうなアレンジの中で、新しい魅力というものを、世の中に示していただきたいと思いますので、まずぜひ来年もやりたいなというのが1点。

それからもう1つはその際に、確かにおっしゃるように、ぜひ来年は県内からの参加を希望する皆さんの参加を大幅に拡大するというか、むしろ山梨県の皆さんが、フェスに来て、こんなにいいよ、という話を発信をしていただけるようなことが大切かなと思いますので、来年は、やれる場合はぜひ、県内の参加を希望する皆さんを優先的に会場に来ていただけるような、このような工夫をしていきたいと思います。

記者

先ほど県民の方の参加を来年以降は求めていくというお話でしたが、私の認識だと結構県民の方がたくさん来ていて、実際有料で参加されてる方というのは限られていたという印象を持ちました。

知事のご認識としては7千万円掛けた価値があるということだと思いますが、そういう中で来年以降の方針として、有料参加者というものをもっと増やしていこうとしているのか、或いは今年のように、無料で招待する方が多く見られたと私は認識してるのですが、そのような状態で続けていこうとされているのか、その辺の方向性について教えてください。

知事

今年は第1回目、トライアルで果たして本当にうけるのかどうなのか、こういうものを見極める必要がありましたけれども、今回の成果を見れば、まず本当に多くの方にいらしていただきましたし、また諸々波及効果も含めれば、大変大きなプラスだったと思っています。

おっしゃるように、今後はしっかりと有料化のもとでやるのが当然の筋だろうと思いますので、そういう方向で考えています。

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信玄公祭りについて

記者

今週末にいよいよ開催される信玄公祭りについてですけれども、先ほど、今は大波の状況ではないけども、小波はまだこう続いてる状況の中で、感染対策の部分はどのようにやっていくのかを教えてください。

知事

この感染防止対策に関しましては、日常的な感染防止の所作というものを、徹底していきたいと思っています。

まず1つは各会場、各所において、検温ですとか、それから消毒液の設置、それからそれをもとに来場していただいた方の手指消毒、飛沫感染対策としてのマスクの着用、こういう呼びかけを徹底していきたいと思います。

また、パレード、或いは甲州軍団の出陣、さらにはブースの出展者、或いはスタッフの皆さん、要は関係者の皆さんには、事前に抗原検査をして、陰性者のみの参加になるようにしていきたいと思います。

また全体状況、混雑状況をわかりやすくするために、ホームページでマップシステムなどによりまして、見える化することで、密集というものをできる限り避けるための工夫というものをしていきたいと思います。

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日本軽金属への国土交通省の処分について

記者

先週、日本軽金属が国土交通省から、富士川の水の取水に関して処分を受けたのですが、県として、受け止めと対応が何かあれば教えてください。

知事

この事案というものが、今から20年近く前の事案ですので、私としては、さはさりながら、ちゃんと決められたことを守ってください、守っていただかないと困ると思いますし、またそれに対してしっかりと再発防止というものをやっていただきたいと考えております。

以上

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このページに関するお問い合わせ先

山梨県知事政策局広聴広報グループ 
住所:〒400-8501 甲府市丸の内1-6-1
電話番号:055(223)1336   ファクス番号:055(223)1525

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