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ページID:3027更新日:2019年1月16日
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2002年11月14日(木曜日)、山梨県庁会議室において、第10回「ヴァンフォーレ甲府経営委員会」が開催され、6名の委員全員と(株)ヴァンフォーレ山梨スポーツクラブから、海野社長、福田常務、今泉統括本部長の3名が出席しました。
委員会において、海野社長から「今季の経営状況」及び「チームの状況」として、(1)営業収入が広告料やJリーグ配分金の増収などにより、前年度比32.3%増の33,300万円となる見込みであること、(2)営業費用が選手強化などにより前年度比33.8%増の32,139万5千円となる見込みであること、(3)経常利益は前年度比11.7%増の590円5千円で、2季連続の単年度黒字となる見通しであることが報告され、併せてチーム成績もリーグ中位を達成する見込みが高いことが報告されました。
来季の努力目標では、広告料収入を10,500万円、平均観客動員数を4,800人、クラブサポーター会員数を6,500人と、いずれも今季の目標を上回る数字を設定するとともに、チーム構想としては、「クラブの経営が好転し、危機を脱しつつあるものの、再建の1歩を踏み出したばかりであり、単年度の安定経営を基本にJ2リーグ中位への定着を当面の目標としてチームの強化を図る。」との方向性が出されました。
最後に、委員から「小瀬陸上競技場の芝の状態は相当悪く、改修の必要があるのではないか。」という意見が出され、県として「改修には相当の期間を要し、工事期間中は試合開催が不可能となる可能性が高いため、工事期間を短縮できる方法など、可能な限りJリーグ開催に支障を及ぼさない方法を検討したい。」との回答がなされました。
なお、今回のクラブからの報告を各委員が持ち帰り、11月27日に予定されている主要株主会議で協議することとなりました。