トップ > 組織案内 > 知事政策局 > 広聴広報グループ > 新型コロナウイルス感染症に関する知事からのメッセージ > 知事からのメッセージ(令和4年4月11日月曜日)
ページID:104162更新日:2022年4月27日
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まず初めに新型コロナウイルス感染症関連ですが、昨日までの直近1週間の間、新規感染者数1541名と、前週と比べまして199人の減となっておりますが、高校、大学、或いは高齢者施設においてクラスターが頻発しております。
引き続き、強い警戒感を持って対応する必要があります。
特に、最近増加しております運動部に関係するクラスターにつきましては、マスクの着用状況などを保健所において聞き取ったところ、活動の中ではマスクの着用を心がけているものの、着替えや、或いは休憩時間の飲食など、活動前後での着用が不徹底であったとのことでありました。
グラフをご覧いただきますと青い部分が学校関係や運動施設、クラブチームのクラスターで、先月末からも急増していることがお分かりになろうかと思います。
運動中のマスクの着用に関しましては、様々な議論がありますけれども、私どもとしては、子供の健康を考えたときに、それが第一であります。
その時に運動中の感染はご覧いただくように、大変多くのクラスターが出ているものですから、運動自体を自粛してくださいと、こういうお願いをするというのも一つの考え方であろうかと思います。
ただ、私どもとしては、なるべく日常の生活、子供たちの活動というものをできる限り維持をしたい。
そういう中で、一つの工夫としては、原因がこうなっているわけですので、やはりマスクの着用というものを徹底していただくのがよろしいのではないだろうか。
もしそれで様々な問題が起こるようであれば、運動の強度を落としていただく、或いは運動の練習の仕方を工夫していただいて、飛沫感染が起こりにくいような状況を作っていただく、そういう状況の中での練習に特化していただく、こういう状況のもとではそういう工夫の中で、クラブ活動を進めていただくことで、自粛とかそういうことに至らないようにしていきたい、こういう思いでお願いをしているわけでありますので、是非ともご理解をいただけるとありがたいと思います。
また、高齢者施設に関しましてもクラスターが出ております。
職員さん或いは入所者のワクチン接種に関しましては、相当程度進んでおります。
しかしながら、専門家による現地指導におきましては、本来であれば、入所者のケアを行うごとに手指消毒或いは手袋の交換が求められているところ、こうした点に不十分な対応が見受けられたということであります。
できる限り感染拡大を防いでいくためにも、学校或いは高齢者施設の関係者の皆様におかれましては、現場における感染防止対策に最大限の注意を払っていただきたく、改めてお願いを申し上げます。
また県民の皆様におかれましては、くどいようでありますが、マスクの着用、手指消毒、換気など基本的な感染防止対策を引き続きぜひ徹底をしていただきたいと思います。
ワクチンの3回目接種ですが、先週金曜日の時点で、12歳以上で52.2%と、対象となっている方の半数以上には接種が進んでいる状況であります。
高齢者に関しましては、85%と進んでおりますが、ただ残念ながら10代は6%、20代は29%、30代は28%と、まだまだなかなか進捗が思うようになってない状況であります。
市町村の接種会場或いはお近くの診療機関、また、先日開設いたしました大規模接種会場をぜひご活用していただいて、早期に3回の接種を完了していただくように、改めてお願いを申し上げます。
昨日も甲府駅の北口で、春の宴と題して、久々にリアルな集まりがあったわけであります。
多くの皆さんの笑顔がその場では見られた。
こういう笑顔をぜひ全県に、これからずっと広げていきたいというのが私どもの願いでありまして、そのためには感染防止対策の徹底と、それからワクチンを打てる方はできる限り早期に打っていただいて、ご自身を守り、また、ご家族、ご友人を守っていただけるとありがたいと思います。