トップ > 組織案内 > 知事政策局 > 広聴広報グループ > 新型コロナウイルス感染症に関する知事からのメッセージ > 知事からのメッセージ(令和5年2月17日金曜日)
ページID:108229更新日:2023年3月9日
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新型コロナウイルス感染症に関しまして、病床確保フェーズと感染レベルの引き下げについてご報告申し上げます。
まず、本日の感染状況ですが、病床使用率は昨日公表時点で14.0%となり、10%台前半まで低下してきております。一定程度の余力が確保できている状況となっております。
また、今月10日から昨日までの1週間当たりの新規感染者数ですが、1208人と、前週に比べまして596人の減少ということで引き続きの減少傾向を維持しております。
直近のインフルエンザの流行状況につきましては、今月6日から12日までの1週間の定点医療機関当たりの患者数ですが、2.73人となっておりまして、前週の2.51人と比べ微増状況ということでありますが、概観すると、落ち着いてる状況と認識をしております。
これらを踏まえまして、病床確保フェーズと感染レベルに関してですが、専門家会議におきましても、新規感染者数、或いは入院者数が引き続き減少傾向にあること、或いは機動的にフェーズ引き下げるべきといったご意見もいただいておりますので、本日、病床フェーズにつきましては現状の「3」から「2」に切り換えて、病床数196床の水準まで下げることといたします。
これによりまして、一般診療への影響を緩和し、医療全体のさらなる充実につなげて参ります。
併せて、国が昨年11月に示しました感染レベルの分類ですが、本県はこれまで「レベル2」として参りましたが、病床使用率の状況等にかんがみまして「レベル1」の「感染小康期」に引き下げることといたします。
感染レベルにつきましては、年明けには病床使用率が50%を超え、「医療ひっ迫防止対策強化宣言」の発動時期である「レベル3」への引き上げが視野に入った時期もありましたが、県民の皆様、或いは医療機関の関係者、施設の関係者の皆様のご尽力によりまして、こうした事態を回避できましたことに、改めて心からの感謝を申し上げる次第でございます。
先ほど申し上げましたように、感染状況は落ち着きを取り戻しつつありますが、さはさりながら、依然として連日200人程度の新規感染者が確認されておりますので、県民の皆様には、引き続き、基本的な感染防止対策の徹底、そしてワクチン接種をされてない方ですることができる方におかれましては、ぜひワクチンの接種をして頂きたいと思います。