知事記者会見(令和6年10月15日火曜日)

ページID:117789更新日:2024年10月16日

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知事定例記者会見(令和6年10月15日火曜日)

防災新館401,402会議室

16時00分から

発表事項

発表事項以外の質問事項

241015知事記者会見

やまなしパラスポーツセンター指定管理者の候補者の決定について

知事

令和7年3月のオープンに向けて準備を進めております、やまなしパラスポーツセンターですが、その指定管理者の候補者が決定されましたので報告いたします。

この指定管理者の候補者ですが、これは外部の委員からなる選定委員会での選定結果を踏まえまして、候補者として決定したものであります。

今後、県議会でのご審議をいただいて、正式な管理者として指定される段取りとなっております。

この度、候補者となりましたのは、株式会社ヴァンフォーレ山梨スポーツクラブであります。

正式に指定の運びとなれば、プロスポーツクラブがパラスポーツセンターを管理運営する全国初のケースとなります。

ご案内のとおり、ヴァンフォーレ山梨スポーツクラブですが、これまでリーグ戦の運営、或いはイベント、各種教室などを開催され、それについてのノウハウを蓄積されてこられたところであります。

また、クラブの発信力を生かし、従来の指定管理運営とは異なる新たな運営が期待できるのではないかと考えております。

県では、このパラスポーツセンターを、障害をお持ちの方が1人で来られても、スポーツに取り組める場、或いは、仲間に出会うことができる場としていきたいと考えております。

また、併せまして、その障害の有無に関わらず、多くの方々が自然と交流できるような場となるように、これは県と、指定管理者となられる方々と協力して取り組みを進めていきたいと考えているところです。

センターを通じまして、パラスポーツに対する県民の皆様のご理解を促進し、そして、障害をお持ちの方が、スポーツを楽しむ機会を創出して、共生社会の実現につなげていきたい、色々な先進的な取り組みを行っていく、そういう場にして参りたいと考えているところであります。

記者

ヴァンフォーレスポーツクラブは、幅広く活動されているかと思うのですが、パラスポーツにおいて、どのような実績があるか、お伺いできればと思います。

課長

ヴァンフォーレスポーツクラブでは、20年来、支援学校に出向いての体験会などを通じて、パラスポーツ普及の取り組みをしているところでございます。

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発表事項以外の質問事項

衆議院議員総選挙について

記者

今日公示された衆院選に関して何点かお伺いいたします。

先ず今回、知事として山梨選挙区に立候補されている自民系、自民党のお2人の方に、具体的な支援、遊説の同行ですとかを含めてですけれども、12日間でされるお考えがあるかどうか。

知事

今のところ予定しておりません。

記者

関連になりますけれども、山梨県外で、今回衆院選に関して、応援演説をされるご予定は今ありますか。

知事

これまでお世話になっている方々が立候補されていることがありますので、そこは考えていきたいと思います。

記者

現時点で決定しているスケジュールはございますでしょうか。

知事

10月17日に、広島県の斉藤鉄夫先生のところには、お伺いをしたいと思っています。

ご案内のとおり、斉藤大臣ですが、すいません、これはちょっと私の話しですけれども、知事選の際に、当時、公明党の幹事長をされておられましたが、2度、3度お越しいただいて、10人、15人ぐらいしかいらっしゃらなかったところでもマイクを握っていただき、本当にお世話になりましたし、知事選以降、政権与党の幹事長、またはその後、国土交通大臣となられまして、山梨県にとっても、本当はこんなに頻繁に大臣のところには行けないそうですが、かなりそういう意味では、山梨県を大切にしてくださっていて、そういう意味で、色々な県がこれまで求めてきた事業と言いましょうか、新山梨環状道路なども含め、大変なご理解、ご協力をいただいておりますので、私としては個人として、感謝の気持ちを表していきたいと思っております。

記者

関連になりますけれども、今回の選挙を前に、「旧二階派」とここではさせていただきますけれども、二階俊博元幹事長が引退されました。

旧二階派に所属されていた知事として、お受け止めを先ずお伺いいたします。

知事

国政において、大変な業績を残された偉大な政治家だったと私は思っています。

勿論、色々なご意見があるのですけども、例えば、中国の関係に関しても厳しいときに、中国に限らず韓国もそうでしたけれども、日中関係、或いは日韓関係がほぼ最悪に近い状態のときに訪中され、或いは訪韓して、その後の国交の正常化というのでしょうか、厳しい状況を打破し、交流が再開する糸口を作られた。

決して、近隣諸国と日本は厳しい対立をすることが良いわけではないと私は思います。

友好関係が増進できれば、それをしなければならない、そうすべきだと思いますが、本当に厳しいときに誰も行かないわけです。

そこを行かれて、きっかけを作られた。これはなかなかできない、批判することは簡単ですけど、或いは色々なレッテルを貼るのは簡単ですけれど、やってみたらいいと思います。誰もできなかったわけですが、それをなさったということは日本にとって、大変重要なご功績を示されたと思います。

また、内政においても、今、国土強靱化、これは自民党が下野したときから訴えられて、安倍総理が政権に復活されたとき以降、ずっと今日に至るまで、この取り組みが進められている。

ご案内のとおり、南海トラフですとか、ついこの前は能登半島で大きな災害が起こりました。

山梨県も富士山の噴火を始め、南海トラフと全く無縁ではない中で、事前に様々な防災措置を講じていれば、守れる命を守ることができると、これは研究結果でも出ていますが、ただなかなか今まで財政の問題ですとか、或いはBbyC、要はコストベネフィット、こういう分析のもとになすべきことはできなかったわけですが、それに対しても、しっかり計画的に防災し、また、実際、災害が起こっても、その災害の程度を弱め、その復旧を早めようと、こういう大きな国の流れを作っていただいたことも、これは金字塔ではないかと思っております。

その前にも、新経済成長戦略、もうかなり昔の話になりますけども、経産大臣をされた頃には、そういうことも打ち出して、体系的、戦略的に物事を進めようと、こういうことをなさってきた方と思っています。

私も衆議院のときにずっとご一緒させていただいて、そういう意味では、特に外遊にご一緒させていただき、そういう場に立ち会わせていただいたこともありますが、そういう歴史的な場面で、歴史的な政治家の横で、そういう歴史的な場面を見させていただいたことは、大変大きな勉強になったと思っております。

今回ご引退されるわけですが、そういう意味では、「お疲れ様でした」というお話を申し上げたいと思いますし、「これまでご指導いただき、ありがとうございました」というお話も差し上げたいと思いますし、また、我々の世代がそれをしのぐ政治が行えるよう、研鑽を積んでいく必要性がよりあろうか、こういうことを思う次第であります。

記者

関連して最後にもう一つ。

二階元幹事長には知事個人として非常に強い恩義を感じられているというお話が今ございましたけれども、その流れの中で、今回の衆院選で和歌山二区に応援演説に入られるということはお考えでしょうか。

知事

そこは、なかなか日程の都合もあって、難しいかなと思っています。

大変激戦でもあって、和歌山県の議論を二分化する中で、私は心の中で応援をしておりますけれども、そこはちょっと今回ご遠慮するべきではないかと考えております。

記者

今回の衆院選で、山梨県内について、特に議論を期待する分野、論戦を期待する分野、知事としてはどんなところがありますでしょうか。

知事

選挙が始まると、候補者同士で議論を交わすことがないのは残念なのですが、各地域で、おそらく演説会とか、それぞれの候補者の皆さんがなさるのだと思います。

私としては、是非、人口減少問題については、国政と山梨県政を包含する一大テーマでありますし、山梨県だけでできることも限りがありますので、人口減少問題について、各候補者の皆様が、山梨県の有権者の皆さんにご自身のお考えを述べられ、また、これからの議論に繋げていくようなきっかけを作っていただければ、ありがたいなと思います。

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中華人民共和国駐日本国特命全権大使の知事表敬訪問について

記者

本日この後、中国大使と面会されると思うのですけれども、今回の面会に至った経緯と、面談の中で、知事はどのようなことを発言される予定なのか、可能な範囲で教えていただければと思います。

局長

本日、中国大使が公務でご来県されるということで、是非、知事と面談したいというご要望がございましたので、遅い時間でしたけども、セットさせていただきました。

知事

私としては、特に、中国の四川省が友好省となっておりますが、今、交流事業が事実上、ストップしている状態であります。

これを再開させたいとは思っておりますが、つい先般、深圳で痛ましい事件がありまして、是非、その事件の再発防止をお願いしたいと思っております。

若干の懸念をお伝えしたいなと思っておりますのは、報道ベースで、私自身は確認したわけでありませんが、四川省のどこかの地方自治体の幹部が、日本人に危害を加えることを正当化するようなご発言があったように聞いています。

その真偽のほどは定かではありませんが、ただ、そういうことがありますと、我々としては交流団の派遣というのはちょっと心配せざるを得ない。

こういう懸念は、お伝えしたいと思っています。

もちろん、一部のそういった方は例外だと思いますが、かつ交流することで、そういう方がなくなってくるのだろうとは思いますので、交流は重要なのですけれども、そういう意味では、しっかりとした安全の確保を私としては求めて行きたいと考えています。

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山梨県知事政策局広聴広報グループ 
住所:〒400-8501 甲府市丸の内1-6-1
電話番号:055(223)1336   ファクス番号:055(223)1525

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