花豆のふくめ煮
標高の高い地域は、夏期の冷涼な気候が紅花いんげん(花豆)の栽培に適していることから、昭和40年代前半に栽培が始まったといわれています。
お正月をはじめとする様々な行事で花豆を甘く煮て食べる風習があります。花豆には白花豆と紫花豆があり、2色を使うと見た目にも彩が良いです。
<主な地域>
韮崎市、北杜市、山中湖村
花豆
レシピ
花豆のふくめ煮/アレンジレシピ
花豆のふくめ煮
材料
作り方
- 花豆は一晩水に漬ける(花豆の4倍の重量の水)。
- 鍋に水気を切った花豆を入れ、花豆より2~3cm上まで水を入れて煮る。煮立つまでは強火、煮立ってからは中火で少し煮る。
- 黒い煮汁が出てくるので煮こぼし、これを3回繰り返す。煮汁が冷めてから煮こぼした方が皮が破れにくい。
- 色が出きったら、水を変えてアクを取りながら弱火で煮る。
- 花豆を指で潰し、簡単に潰れるくらい柔らかくなったら、砂糖を2回に分けて入れ煮ふくめる。塩は2回目の砂糖と一緒に入れる。
- 冷めて味が染みたらできあがり。
アレンジレシピ

花豆羊羹
材料
- 花豆の含め煮600g
- 水600g
- 粉寒天6g
- 砂糖90g
- 花豆(飾り用)
作り方
- 花豆と煮汁をなめらかになるまでミキサーにかける。
- 鍋に水600cc入れ、沸騰したら粉寒天を加えて煮溶かす。
- 2.に砂糖と1.を加え、よく混ぜる。
- 流し缶に3.を流し入れ、固まり始めたら飾り用の花豆をいれる。
- 完全に固まったら切り分ける。
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