月の雫
果樹王国山梨のぶどうを代表する品種「甲州ぶどう」の粒を、一つずつ砂糖蜜で塗り固めたお菓子。昔菓子職人が、偶然甲州ぶどうを砂糖蜜に落としてしまったのが起源と言われ、甲州ぶどうの甘酸っぱさと砂糖の甘さが絶妙の組み合わせになっています。
<主な地域>
甲府市、甲州市勝沼地区
甲州ぶどう
レシピ
材料(200粒分)
作り方
- ボウルに砂糖と水を入れ強火で加熱する(仕上がるまで強火のまま)
- 砂糖が溶けるまでボウルに水滴がはねないように静かに混ぜる。
- 大きな泡が次第に小さな泡になってくる。112~114度まで加熱すると糸を引く程度の粘着力が出てくるので火から下ろす。
- 下ろしたボウルはすぐ水につけ、40度になるまで冷やす。
- 冷めたところでボウルを水から引き上げ、すりこぎで力一杯練る。すりこぎが動かないほど固くなるが、更に力を入れて素早く練ると柔らかな月の雫の素(フォンザン)が仕上がる。
- ぶどうの軸を長めに一粒ずつ切り取る
- フォンザンを小鍋に取り、200度に設定したホットプレートに乗せる。ゆるく溶けてきたら温度を160~180度に下げ、ぶどうの軸をピンセットで持ちフォンザンをくぐらせ、クッキングシートを敷いたバット(大きめな皿)に取り出す。冷えたら長めの軸を切り取る。
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食の伝承マイスター
- 甲州市生活研究グループ連絡協議会(令和2年度認証)
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