豆餅
正月の白い角餅と一緒に豆餅もつきます。餅にあけぼの大豆や青のり、落花生などを混ぜ込み、香り付けにゆず皮も入れます。具材がたくさん入ると、短時間でついて伸ばす作業をしなければ綺麗な形にはならないため、熟練の技術を要します。
〈主な地域〉
北杜市、甲斐市、身延町
レシピ
餅つき機
材料
- もち米1升
- 落花生(正味)150g
- 大豆50g
- ごま25g
- 青のり15g
- ゆず少々
- 砂糖400g
- 塩少々
とり粉
作り方
- もち米は洗い、一晩水に浸す。大豆は好みの加減で固めに茹でておく。 ※浸水時間の目安(時間が短すぎると芯が残り味が悪くなる) 新米6~8時間、古米10~12時間
-
もち米は、ざるにあげて20分以上水切りをする。落花生の殻をむき、ゆず皮(黄色い部分)を削いで切っておく。(水切りが悪いと、もちがやわらかくなりすぎることがある)
-
餅つき機にセットして蒸してからつく。完全に餅になったところで、茹でた大豆、落花生、ごまを加える。
-
香りを残すために、最後に青のりとゆずを加えてさらに搗く。
-
餅が搗きあがったら、とり粉を敷いて、かまぼこ型にととのえる。1日程おき、少しかたまってから好みの厚さに切る。
炊飯器
材料
- もち米3合
- 落花生(正味)150g
- 大豆50g
- ごま25g
- 青のり15g
- ゆず少々
- 砂糖400g
- 塩少々
とり粉
作り方
- もち米は洗い、水に30分浸す。ざるに取り水気を切っておく。
- 炊飯器に1をセットして通常の水加減で炊く。(炊飯器に、もち米やおこわの目盛がある場合は、目盛を合わせる。同時にもち米モードやおこわモード機能があれば利用する。)
- 大豆は好みの加減で固めに茹でる。落花生は殻をむく。ゆずは黄色い皮部を削いで切る。
- もち米が炊けたら、水通ししたすり鉢(ボール代用可)と、すりこぎ棒を使って好みの加減になるまで搗く。(水でぬらすことによって、餅がくっつくのを防ぎ搗きやすくなる。)
- 餅になったところで、茹でた大豆、落花生、ごまを加える。
- 香りを残すために、最後に青のりとゆずを加えてさらに搗く。
- 餅が搗きあがったら、少量とり粉を敷いて、かまぼこ型や半月型にととのえる。餅は、つきたてはやわらかいので、型やクッキングシートを使ってととのえても良い。
- 1日程おき、少しかたまってから好みの厚さに切る。
やまなしの食★山梨県(クックパッド)にも掲載しています。
豆餅(餅つき機)
豆餅(炊飯器)