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稲作にとって一年で最も大切な苗代の種まきのときに、田の水口に小さな祭壇を作り、神さまに豊作を祈りました。苗代にまいた種籾を少し取っておき、籾殻をとって煎ったものをお供えし、これを「やこめ(焼米)」といいました。種籾を焼くことで穀霊の出現を促し、その匂いで害虫や悪霊を追い払うという呪術でもありました。現在は、うるち米またはもち米を、煎った大豆と塩を入れて炊いた物をいいます。
<地域>
県内全域
(★1)大豆を煎る際は、フッ素樹脂加工のフライパンでなく、鉄製フライパンがおすすめです。
(★2)ふり水:そのまま蒸しただけではふっくら芯まで蒸せないので、途中で水を振りかける事。
参考:「山梨の郷土食」依田萬代著(山梨日日新聞社)
やまなしの食★山梨県(クックパッド)にも掲載しています。
「やまなしの食」新レシピコンテスト入賞のアレンジレシピもあります。
食の伝承マイスターとは、「やまなしの食」について、優れた技術や知識の継承に取り組む個人や団体のことです。