ページID:115341更新日:2024年7月26日

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凍み大根の煮物

simidaikonnonimono八ヶ岳山麓の大泉地域は県内の中でも寒さの厳しいところであり、加えて八ヶ岳おろしという強い風が吹きさらす地方であるため、生活の知恵で「凍み大根」が保存食として作られました。「しみでえこ」と呼んでおり、田植えの時期には欠かせない煮物のひとつでした。

 

〈主な地域〉

 北杜市

 

レシピ

材料

  • 凍み大根 50g
  • 大さじ2分の1
  • だし汁300ml
  • 唐辛子お好みで2分の1本

調味料

  • 醤油大さじ1.5
  • みりん大さじ2分の1
  • 砂糖大さじ1

作り方

凍み大根作り
  1. 大根は適量。大根の皮をむき、適当な大きさに切りそろえる。大きな鍋で大根が透き通るまで茹でた後、水に2~3時間浸し、アク抜きをする。
  2. ひもに通して外気で凍らす。大根の水分が凍る溶けるを繰り返し、1週間後を目安に水分がなくなり、乾燥して完成となる。(天候や大根の大きさにより乾燥期間は異なる。)

冷凍庫で凍み大根風

  1. 夜は冷凍庫で凍らせ、日中は外気で乾燥させる作業を5回を目安に繰り返すと、凍み大根風ができる。
凍み大根の煮物
  1. 凍み大根をさっと洗い、一晩くらい水につけて戻す。ぬるま湯で戻すと、戻りが早い。戻すと4~7倍になる。戻し汁は甘みがあり、煮る際に使える。
  2. 水気を絞り、食べやすい大きさに切る。
  3. 鍋に油を入れ、2を炒める。油が全体にまわって、艶が出るくらい炒める。
  4. だし汁を加えて大根がやわらかくなるまで煮る。だし汁は大根がひたひたになる程度。足りない場合は大根の戻し汁を加えて調整する。
  5. 調味料と唐辛子を加え、弱火でゆっくり煮詰めて完成。

やまなしの食★山梨県(クックパッド)にも掲載しています。

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住所:〒400-8501 甲府市丸の内1-6-1
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