吉田のうどん
富士吉田市周辺ではかつて織物業が盛んであり、女性が従事していたことから、男性が食事の支度をしていました。そのため簡単に作れ、非常に腰があり歯ごたえがあるうどんがよく作られるようになったと言われています。具にキャベツをふんだんに使うことも特徴で、富士吉田市を中心に50軒以上のうどん店があります。冠婚葬祭の宴や儀式の最後にうどんを食べる習慣もあります。
<主な地域>
富士吉田市
レシピ
吉田のうどん/アレンジレシピ
吉田のうどん
材料(8人前)
麺
- 中力粉800g(または強力粉500g、薄力粉200g)
- 水280cc
- 打ち粉適量(コーンスターチ、片栗粉などを使用)
- 塩大さじ1杯
つゆ
- みそ56g
- しょうゆ48g
- 粉末かつおだし24g
- 煮干し16g
- かつお厚削り20g
- かつおぶし6g
- 水2L
具(キャベツ)
作り方
麺
- 粉に、塩水を少しずついれて混ぜる。
- ある程度まぜたら、ビニール袋の中にいれて1時間程度寝かす。
- ビニール袋に入れたまま踏んでこねる。
- 寝かしたものを踏んで1cm程度にのばす。
- 打ち粉をつけたあと、のし棒で5mm程度まで伸ばす。
- 生地を3つ折りにしてから、5mm幅程度に切っていく。
- ゆでる(12分程度)
- 麺を冷水で締めながらぬめりをとる。
つゆ
- 鍋にお湯を沸かし、煮干し・かつお厚削り・かつおぶしを入れ、煮る。(強火)
- 沸騰する直前に火を止め、煮干し・かつお厚削り・かつおぶしを取り出す。(弱火)
- 出汁を取ったつゆに、みそ・しょうゆ・粉末調味料を入れ混ぜる。(中火)
味を調えてからは、弱火~中火にし、つゆを沸騰させないようにする。
具(キャベツ)
- 鍋に6分の1程度お湯を張り、塩をひとつまみ入れる。
- 4分の1にカットしたキャベツを鍋に入れて、5分程度蒸す。(箸が刺さる程度)
- 流水で5分程度冷やす。
- 芯を除き、5mm幅で切る。さらに、それを半分の長さにする。
お好みで馬肉を砂糖、しょうゆ、酒で煮た具を乗せてください。
アレンジレシピ
「やまなしの食」新レシピコンテスト入賞のアレンジレシピもあります。
ページの先頭へ戻る
食べられる・買えるお店
吉田のうどんを食べられる・買えるお店を紹介しています。
ページの先頭へ戻る
食の伝承マイスター
- 山梨県立ひばりが丘高等学校うどん部(平成30年度認証)
食の伝承マイスターとは、「やまなしの食」について、優れた技術や知識の継承に取り組む個人や団体のことです。
ページの先頭へ戻る
前のページ(やまなしの食データベース_郷土食)に戻る