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ページID:103634更新日:2023年2月16日
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かつて小正月に粥を炊いてその年の農作物の豊凶を占う行事が各地で行われていました。このときに炊いたのが小豆粥(あずきがゆ)であり、炊くときに粥の中に12本の竹筒を入れてその中に入った粥の量で各月の収穫物の豊凶を占うといった筒粥神事として今でも一部の神社で行われています。元は一村共同や一族の本家で行っていましたが、どこの家でも小正月行事として行うようになり、さらに小正月の行事食として小豆粥だけが炊かれるようになりました。近年では様々な年中行事で作られ、小正月の朝、夕に食し、無病息災、家内安全、五穀豊穣などが祈願されています。
<主な地域>
甲府市
(★)加熱時間は、小豆の鮮度(固さ)により変わります。水が足りないようであれば、適宜足してください。
参考:「山梨の郷土食」依田萬代著(山梨日日新聞社)
やまなしの食★山梨県(クックパッド)にも掲載しています。