ページID:103634更新日:2023年2月16日

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あずきがゆ

あずきがゆ

かつて小正月に粥を炊いてその年の農作物の豊凶を占う行事が各地で行われていました。このときに炊いたのが小豆粥(あずきがゆ)であり、炊くときに粥の中に12本の竹筒を入れてその中に入った粥の量で各月の収穫物の豊凶を占うといった筒粥神事として今でも一部の神社で行われています。元は一村共同や一族の本家で行っていましたが、どこの家でも小正月行事として行うようになり、さらに小正月の行事食として小豆粥だけが炊かれるようになりました。近年では様々な年中行事で作られ、小正月の朝、夕に食し、無病息災、家内安全、五穀豊穣などが祈願されています。

 

<主な地域>

甲府市

レシピ

材料(4人分)

  • 精白米2合(300g)
  • 2.1ℓ(精白米の7倍)
  • 小豆50g
  • 食塩さじ2

作り方

  1. 精白米は洗い、鍋に入れ米の7倍量の水とで30分浸水させておく。
  2. 2に1の小豆を入れ沸騰するまで強火にする。沸騰までの間、鍋底を2~3回ざっくり混ぜてお米のくっつきを防ぐ。
  3. 沸騰したらごく弱火にし、蓋をして30~40分程煮る。(★)吹きこぼれそうなら、蓋を少しずらしても良い。
  4. 火を止めて10分間蒸らす。
  5. 食塩で味をととのえ器に盛り完成。出来たてを食べるのがおすすめ。

(★)加熱時間は、小豆の鮮度(固さ)により変わります。水が足りないようであれば、適宜足してください。

参考:「山梨の郷土食」依田萬代著(山梨日日新聞社)

 

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山梨県県民生活部県民生活安全課 担当:食の安全・食育担当
住所:〒400-8501 甲府市丸の内1-6-1
電話番号:055(223)1588   ファクス番号:055(223)1516

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