山中湖村、忍野村、南部町、中央市をはじめ県内各地で食べられている、ずいき（いもがら）を使った郷土食です。ずいきは、さといもやはすいもなどの葉柄を乾燥させたもので、保存食として古くから利用されてきました。一晩水で戻し、混ぜごはんに加えたり、巻きずしの芯に入れたり、みそ汁の具にするなど、先人の知恵を生かした食べ物です。

＜地域＞

中央市、南部町、山中湖村、忍野村ほか県内各地

ずいき（いもがら）

レシピ

ずいきの醤油おかか炒め

材料（5～6人分）

ずいき（いもがら）200g
ごま油適量
おかか適量

調味料

酒大さじ1
しょうゆ大さじ1.5
みりん小さじ2
砂糖小さじ2

作り方

生のずいき（いもがら）は茎の部分以外を切り落とし、5～6cm程の食べやすい大きさに切る。太いものは厚さを半分にするとよい。※乾燥させたものを使う場合は、一晩水で戻し使用する。
1をごま油で1～2分炒める。あまり箸で転がさないように。
調味料を加えてふたをして中火で煮詰める。
箸でつかんで少し柔らかい程度になったらおかかを入れて混ぜ、火を止める。器に盛った時におかかを少しまぶす。

やまなしの食★山梨県（クックパッド）にも掲載しています。

前のページ（やまなしの食データベース_郷土食）に戻る