ページID:103161更新日:2023年3月20日

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めまき

めまき

富士河口湖町の河口地区は江戸時代から富士山信仰の御師(おし)の街として栄え、白衣姿の富士講の道者が多く訪れていました。「めまき」は、この道者たちをもてなすために御師の家で出していたもので、この地方の名物とされていました。川魚を芯にしてアラメで三角形に巻くのは富士山の形に似せたものだと言われています。富士河口湖町、河口浅間神社の春の例大祭でも、この「めまき」が欠かせません。家庭で食べられているものは、それぞれの味が伝わっています。

<主な地域>

富士河口湖町河口地区

 

レシピ

めまき(鯖)めまき(わかさぎ)

 めまき(鯖)

材料(約15個分)

  • 鯖切り身(正味)200g
  • 乾燥あらめ100g
調味料
  • だし汁400㎖
  • 砂糖100g
  • 醤油80㎖
  • 60㎖
  • みりん35㎖

調味料はそれぞれの家庭で分量が違います

作り方

  1. 乾燥あらめをもどす。乾燥20gに対して1ℓ以上の水に30分間を目安としてつけ、水戻しする。
  2. 軽く混ぜて砂などを落とし2~3回水をかえながら軽くすすぎ水気をきっておく。
  3. 鯖はヒレや骨を除き、2cmくらい(あらめで巻きやすい大きさ)に切る。
  4. 鯖を芯にして、あらめで三角に巻く。
  5. 爪楊枝で止める。
  6. 5.を圧力鍋に並べて、調味料を入れる。紙製などの落とし蓋をして、圧力鍋の目安は圧力が上がったら15分煮る。(注1)
  7. 圧力が下がったらフタをあけて、汁が半量以下になるくらいまで煮て完成。

(注1)アラメの硬さによって煮る時間が変わる。

源藻(素干しのみ):煮る時間が長い

加工済み(素干し⇒茹でる⇒乾燥):煮る時間が短い

圧力鍋が無い場合は「めまき(わかさぎ)」を参照してください。

 

 めまき(わかさぎ)

めまき(わかさぎ)

材料(約20個分)

  • 乾燥あらめ150g
  • 鍋にたっぷり
調味料
  • だし汁500㎖
  • 砂糖100g
  • しょうゆ80g
  • 酒60g
  • みりん35㎖

調味料はそれぞれの家庭で分量が違います

作り方

  1. 乾燥あらめを戻す。海藻20gに対して1ℓ以上の水に30分間を目安として浸け、水に戻す。
  2. 軽く混ぜて砂などを落とし、2~3回水を変えながらすすぎ、水気を切る。
  3. ワカサギはさっと洗い、水気を切る。素焼きする場合はオーブン200度10分目安で表面を乾かす程度に焼く。
  4. 生のまま調理も可能。素焼きすることで身が崩れにくく、臭みも気にならなくなる。
  5. 2.を芯にして、あらめで三角に巻く。
  6. 小さいワカサギは5~6本一緒に巻く。大きいワカサギは2cm位に切り、骨抜きをしてから巻く。
  7. 爪楊枝で止める。
  8. 7.を鍋に並べて、水を入れる。沸騰したら中火にして、アクを取りながらあらめに竹串が通るくらい柔らかくなるまで煮る。(注1)
  9. 柔らかくなったら調味料を入れて、めまきの芯まで味が染みこむまで落とし蓋をして弱火で煮る。
  10. 汁が半量以下になるまで煮て完成。

(注1)アラメの硬さによって煮る時間が変わる。

源藻(素干しのみ):煮る時間が長い

加工済み(素干し⇒茹でる⇒乾燥):煮る時間が短い

圧力鍋で作る場合は「めまき(鯖)」を参照してください。

 

 

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山梨県県民生活部県民生活安全課 担当:食の安全・食育担当
住所:〒400-8501 甲府市丸の内1-6-1
電話番号:055(223)1588   ファクス番号:055(223)1516

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