おでんがく
南アルプス市八田地区の野牛島地域では毎年5月3日に地域で行われている「稲荷講」という行事の際に、「おでんがく」をお稲荷様にお供えしています。
「おでんがく」は、こんにゃく・いも・昆布・豆腐・にんじん・ごぼう等の煮物を串に刺して作ります。
<主な地域>
南アルプス市八田地区
レシピ
材料
- こんにゃく(大)2分の1枚
- 高野豆腐1個半
- 昆布6本
- 里芋(大)3個
- 人参1本
- ちくわ1本
- ごぼう60g
【高野豆腐の煮汁】
- だし汁300㎖
- 砂糖大さじ1.5
- みりん大さじ1.5
- 酒大さじ1
- 醤油大さじ1
【里芋の煮汁】
- だし汁300cc
- 砂糖大さじ1.5
- みりん大さじ2
- 酒大さじ2
- 醤油大さじ1.5
【ちくわ・昆布・人参・こんにゃく・ごぼうの煮汁】
- だし汁1ℓ
- 砂糖大さじ4
- みりん大さじ3
- 酒大さじ3
- 醤油大さじ4
作り方
【高野豆腐の作り方】
- 高野豆腐はぬるま湯で戻す。
- 鍋に高野豆腐の煮汁の材料を全て入れ、沸騰したら水気を絞った高野豆腐を入れ、煮汁がなくなるまで煮る。
【里芋の作り方】
- 里芋は皮をむき、縦長になるように1個を2等分する。
- 鍋に里芋の煮汁の材料を全て入れ、1.の里芋を加え、櫛に刺さる軟らかさになるまで煮る。
【ちくわ・昆布・人参・こんにゃく・ごぼうの作り方】
- ちくわは3等分の長さに切り、一つを斜め切りにする(計6こ)。
- 昆布はぬるま湯で戻し、真ん中で固結びする。
- 人参は皮をむき、5cm長さに切り、縦長に2~3等分にする。
- こんにゃくは1つが三角形になるように3等分に切り、半分の厚さに切る(計6こ)。
- ごぼうは皮をたわしや包丁の背でそぎ落とし、5cm長さに切り、太いものは縦長に2等分する。
- 全体的に少し大きく、厚めに切ると、煮崩れず、串に刺しやすい。
- 鍋にだし汁を入れ、ちくわ⇒昆布⇒人参⇒こんにゃく⇒ごぼうの順に1種類ずつ煮ていく(だしの出るもの、色の白いものから煮ていく)。
【串に刺す】
冷まして、下からごぼう・ちくわ・人参・里芋・昆布・高野豆腐・こんにゃくの順になるように串に刺して完成。
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