わかさぎ料理
富士北麓地域に並ぶ富士五湖は、淡水魚の宝庫でもあり、「わかさぎ」もその一つです。
湖畔地域の人々はわかさぎをタンパク源やカルシウムなどの栄養源として食してきました。
四季を通じて収穫できることと、湖水が清澄であるため泥臭さがなく、しかも残す部分のない魚ということから多くの人に好まれてきました。
現在では稚魚の放流で増殖を図っており、わかさぎ釣りは例年9月に解禁し、翌年春頃まで楽しむことができます。
<主な地域>
レシピ
わかさぎの佃煮/わかさぎの甘露煮
わかさぎの佃煮

材料
- わかさぎ(10cm以下のもの)250g
- 生姜ひとかけ
- 酢(後入れ)小さじ1
調味料
作り方
- 生姜は皮を剥き、好みの太さの千切りにする。
- わかさぎはさっと洗い、鍋に調味料を煮立たせたところに温度を下げないように、少しずつ入れる。
- 2.の上に1.を入れ、煮汁がなくなるまで煮詰める。
- 煮あがる寸前に酢をふりかけると、生臭さを消す効果がある。
- 煮あがったわかさぎを素早く広い器に広げて、粗熱をとる。
わかさぎの甘露煮

材料
- わかさぎ(10cm以上のもの)400g
- しょうがひとかけ
- 酢(後入れ)小さじ1
調味料
作り方
- しょうがは皮を剥き、好みの太さの千切りにする。わかさぎはさっと洗い、水気を切る。
- オーブン250度10分目安で素焼きをする。煮崩れしにくく香ばしさが加わっていっそう美味しい。
- 鍋(深めのフライパンが作りやすい)に調味料を煮立たせたところに温度を下げないように、少しずつ入れる。
- 3.の上に1.を入れ、煮汁がなくなるまで煮詰める。わかさぎが崩れないようにあまり触らずに鍋を傾けたりしながら煮詰める。
- 煮あがる寸前に酢をふりかけると、生臭さを消す効果がある。
- 煮あがった5.を素早く広い器に広げて、粗熱をとる。
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