トップ > 組織案内 > 県教育委員会の組織(課室等) > 埋蔵文化財センター_遺跡トピックスNo.0086山梨の遺跡展2007特集
ページID:8459更新日:2017年5月24日
ここから本文です。
甲府市の遺跡(甲府城関連・曽根丘陵公園を除く)
|
3月17日(土曜日)から4月8日(日曜日)まで山梨県立考古博物館で「知ろう山梨の歴史!山梨の遺跡展2007」を開催します! 遺跡展では、今年度発掘調査を行った18遺跡について、発掘成果を遺物や写真パネルなどで紹介します。貴重な遺物を間近で見ることができるチャンスです。この機会に山梨の歴史をぜひ学んでみませんか? 会期:2007年3月17日(土曜日)~4月8日(日曜日)休館日:3月19、22、26日 会場:山梨県立考古博物館多目的室 入場無料 時間:午前9時~午後5時まで(入館は4時30分まで) この遺跡展は終了しました。 PDF版のチラシをご覧ください。チラシ(PDF:692KB) これまでの遺跡展についてはコチラ。 展示遺跡
その他、「堤防今昔ー治水技術の先進地やまなしー」、資料普及についてのパネル展も行います。 展示遺跡紹介!足原田遺跡〔いしはらだいせき〕こんな遺物が出土しました! 〔写真〕左:S字状口縁台付甕(えすじじょうこうえんだいつきがめ)、右:高坏(たかつき) 足原田遺跡は、山梨市万力地区にある古墳~平安時代(今から約1,600~1,000年前)の遺跡です。 今回の調査では、約300平方メートルから古墳~平安時代の土器片が多数出土し、平安時代の住居跡、1軒を発見しました。 また、発掘調査では、一ヶ所から多くの土器の破片が出土しました。この土器片をつなぎ合わせたところ、古墳時代のS字状口縁台付甕(口縁の部分を縦に切ると断面がS字状になっているのが特徴で土器の厚さが非常に薄く熱効率がよいもの)や高坏になりました。 〔写真〕左より:磨製石斧、甕、ミニチュア埦(わん)、鳥形土製品 そのほかにも縄文時代の磨製石斧や古墳時代の甕やミニチュア埦(わん)、鳥形土製品(時代不明)も出土しています。 山梨の遺跡展2007 山梨の歴史を知ろう! ほかにも魅力的な遺物を展示しますので、ぜひお越しください。 次回の遺跡トピックスも「知ろう山梨の歴史!山梨の遺跡展2007」特集をいたします。 遺跡展の様子がより明らかに! |